アイノスブログ

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買ってはいけない中古住宅

2023.01.05

こんにちは。

富山県で自然素材にこだわった家づくりをしている

「フジ創アイノス」です。

今回は、買ってはいけない中古住宅を教えます。

建物と土地のチェックポイントdd197b08ceffc67fcbe8c15a57d4dcfc.jpg

1,買ってはいけない中古住宅₍建物₎特徴

1-1 違法建築をしている

・建物が建築基準法に違反した違法建築物ではないか。

違法建築された建物は、構造に問題がある可能性があり、地震発生時に倒壊するリスクが高いため危険。

最悪の場合、購入しても自治体から取り壊しを要求の可能性も。。

※違法建築は住宅ローンの審査が通らないため、借入できません。

中古住宅を購入する時は必ず確認が必要。

1-2 住宅自体が傾いている

・建物自体が傾いている物件は、住んでいると平行感覚が狂う。

震災に耐えられない可能性が高いため避けたほうがいいです。

建物が傾くのは、地盤が緩くなっているケースが。。

住宅が傾いていないかを確認するには、水平器と呼ばれる道具で確認します。

水平器はホームセンターで購入できます。

1-3 住宅の基礎部分にひび割れが発生

・住宅の基礎部分にひび割れが発生していないか、必ずチェックが必要。

基礎がひび割れていると、雨水が入り込み、鉄筋部分が錆びていきます。

基礎が崩れ、建物が倒壊するリスクがあるため危険。

修繕しようとするとかなりの費用がかかります。

基礎がひび割れている建物の購入はさけましょう。

1-4 長期的に雨漏りが発生している。

・内見時には、天井に水に濡れたような雨漏りの跡がないかも確認が必要。

雨漏りは住宅の劣化を早め、寿命をダメにする恐れがある。

戸建て住宅は木造が多く、雨漏りすると構造に深刻なダメージを与える可能性があるため。

1-5 シロアリの発生履歴がある

・シロアリ被害にあった履歴がある家は、柱や土台が弱っている可能性がある。

シロアリが駆除されている場合でも、食い荒らされて虫食い状態となった柱の中身が元に戻るわけではない。

耐力が落ちているため、震災などで、倒壊のリスクが高い。

1-6 旧耐震基準で建てられている

・戸建ての場合、購入予定の住宅が、旧耐震基準で建てられていないかも重要なチェック。

「震度5程度で倒壊しない」ことを想定されており、建物の状態によっては近年多発している

震度6~7といった大地震には耐えられない恐れがある。

耐震補強リフォーム工事をおこなう場合、大きな費用負担が生じる可能性があり。

基本的にはおすすめしません。

1-7 定期的なメンテナンスが行われていない。

・住宅がきちんとメンテナンスされてきたかどうかも、購入を決める前に確認が必要。

定期的なメンテナンスが行われていない住宅は、築年数と比較すると劣化が進んでいる可能性があり。

戸建ての場合、売主に確認する以外ありません。

過去の修繕履歴があるかなど、不動産会社を通して依頼してみましょう。

2,買ってはいけない中古住宅₍土地₎

2-1 隣の土地が崖になっている

・災害が発生した時に崩壊するリスクが高い。

集中豪雨のような、想定を超える雨量が観測された場合などには耐えられないことがあるため。

2-2 地盤沈下が発生している。

・住宅の強度が十分であっても、地盤が緩い場合は地盤沈下が発生している可能性があり。

基本的に埋め立て地や盛り土の造成地などは地盤沈下のリスクがあるため避けましょう。

2-3 災害リスクが高い。

・災害リスクが高いとされているエリアに入っていないかは事前に確認が必要。

2-4 再建築不可の状況に当てはまる

・現在の建築基準法に当てはまらない土地は、建て替えできないため注意が必要。

再建築不可物件は建物を取り壊すと再建築できないため、どれだけ古くなっても修繕して維持し続けるしかないです。

2-5 土地の境界線が曖昧

・境界線が確定しない土地は、隣地の住民とトラブルに発展しやすいので購入はオススメしません。

隣地の住民との関係が悪化すると、住みにくくなってしまいます。

2-6 居住誘導区域外に当てはまる

・居住誘導区域から外れてしまうと、生活サービス、コミュニケーションの機能が確保されず

中長期的には人口が減少し、利便性が損なわれる可能性があるため、オススメしないです。

2-7 周囲の土地と比べて相対的に土地の高さが低い

・土地の高さが低い土地は、道路や隣地から雨水が流れ込むリスクがある。

床下や床上浸水する可能性がある。おすすめできません。

3,買ってはいけない中古住宅を見極めるポイント。

・3-1 必ず現地で内覧する。

・必ず現地まで足を運び、内覧が大切です。

一度住宅を購入すると、簡単に買い替えはできないため、周囲環境も合わせてチェックすることがオススメ。

3-2 専門家に依頼して確認してもらう

・一見状態が悪く見えても、リフォームで改善できる部分があるかもしれません。

良い部分と悪い部分のどちらも含めて正確に説明していただける担当者を選びましょう。

4,中古住宅選びで失敗しない方法

4-1 予算は決めておく

4-2 住宅に求める条件を洗い出す

4-3 複数の不動産会社に相談してみる

4-4 信頼できる不動産会社を選ぶ

この4つです。

ここまで紹介いたしました。R (20).jpg

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フジ創アイノス

富山県高岡市江尻846-1

TEL

0800-200-2661

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閲覧ありがとうございます。

2023/01/05