アイノスブログ

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明るく開放感のある家にするコツ

2021.10.27家づくりについて

こんにちは。富山で自然素材にこだわるホンモノの家、フジ創アイノスです。

家を建てる誰もが、リビングダイニングキッチンを明るく開放的な空間にしたいとお考えだと思います。
そのために、出来るだけリビングダイニングを広くつくり、採光が確保出来る方位に大きな窓をつくり、その窓の向こうにゆったりとした庭をつくるのが一般的です。

しかし、カーテンによって明るさも開放感も台無しになってしまうことがあります。

暗い.png

明るい空間にするためには、窓から入ってくる光を遮らないようにしなければいけません。
そして、室内に入ってきた光を拡散させなくてはいけません。

ですので、視線を遮るためのカーテンを設置しなくていいようにすることが、明るい家にするために欠かせない要素となります。

また、開放感が感じられるかどうかは、広さも関係ありますが、空間に奥行きが感じられることも大切な要素となります。
つまり、視覚的に広がりが感じられるかどうかが重要であるということですね。

✔鍵を握るのは「プライバシーの確保」

視線を遮るためのカーテンをしなくていいようにするには、リビングダイニングが周囲から丸見えにならないようにしなければいけません。
また、それと同時にリビングから続く庭も周囲から丸見えにならないようにしなければいけません。

これらが実現出来れば、リビングにたくさんの光が射し込んできます。
そしてその光を全体に拡散させなくてはいけません。

そのために、壁紙をはじめとした室内に使う材料は、基本的には白で統一することをオススメしています。
最も光の拡散効果があるのが白だからです。

また、開放感を出すために、天井の高さだけを上げようとしてしまいますが、実は、天井の高さだけを上げてもそれほど開放感が上がるわけではありません。
ましてやカーテンがずっと閉まったままでは視覚的な広がりを感じにくく、逆に閉塞感を感じやすくなってしまうため、余分なコストを掛けてまでそうしなくてもいいのではないでしょうか。

であれば、天井の高さと室内のドアや窓の高さをそろえる方が、はるかに空間に奥行きが感じられるようになります。
視線が高い位置に向くし、天井が続いていることで抜け感が出るし、窓から入る光量も増えて、天井付近まで光が拡散しより明るい空間が実現出来るからです。

ギャラリー自然光.png

大切なことは、実際暮らしてみるとどのようになるのかを、設計の段階で想像することです。
最近は、CADを使ってプランの説明をすることが当たり前となっているので、近隣に建つ家などもCADに入力してもらった上で光の入り具合や眺めなどを見ると、よりイメージが湧きやすいと思います。

家づくりで後悔しないために、以上のことに気を付けながら間取りを考えていただければと思います。

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フジ創アイノス
富山県高岡市江尻846-1
TEL0800-200-2661
https://www.fujisou-ainos.com/
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