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平屋には広い土地が必要?

2021.10.28家づくりについて

こんにちは。富山で自然素材にこだわるホンモノの家、フジ創アイノスです。

色々なメリットがある平屋ですが、一般的に平屋には「価格が高くなる」というイメージと、「土地がかなり広く必要である」というイメージがあります。

しかし、平屋は価格が高いのかというと、実際はそうでもなく、思っているよりも遥かに小さな土地面積で平屋を建てることが出来ます。
例えば不動産屋に行って「平屋を建てたい」と言うと、「80〜100坪は土地が必要ですね」と言わることが多いのですが、実際は60坪もあれば4人家族の場合、その広さを持て余すぐらい大きな平屋を建てることが出来ます。

下の図は50坪の広さです。



これくらいの広さがあれば、4人家族が暮らすのに充分な広さの平屋を建てることが出来るし、車も3台とめることが出来ます。

しかし、不動産屋も住宅会社も、「家=2階建て」を基本に考えてしまっているため、50坪の土地には当たり前のように2階建てを建てようとします。
もし平屋を希望するとしたら、50〜60坪といった土地ではなく、80〜100坪もある広大な土地を当たり前のようにすすめられることになってしまいます。

その結果、なにもかもがコストアップしてしまうという結果になります。

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まず、土地を余分に買ってしまった分、土地の取得費用に余分なコストがかかってしまいます。
もし、55坪あれば充分な家が建つにもかかわらず、100坪もの土地を買うことになってしまった場合、その土地の坪単価が20万円だとしたら、20万円×45坪=900万円も余分にかかることになるというわけですね。

また、外構工事費用も広く買ってしまった分余分にかかることになります。
周囲の塀の長さも長くなれば、整地したりコンクリートを打ったりする面積が増えるからです。

さらに固定資産税も高くなってしまいます。
しかも、60坪を超える土地に関しては、60坪以下の土地の2倍の税金がかかることになるため、思っているより高額な税金を毎年納めないといけなくなってしまいます。

そしてなにより大変なのは、これから一生涯し続けていかなくてはいけない庭の維持管理です。
若いうちは身体も元気なので、それぐらい大丈夫だろうと安易に考えてしまうかもしれません。
しかし歳をとって足腰が弱ってしまったとしたら、2階の往復と並んで大変なことが庭の維持管理です。

ですので、コスト的に考えても、メンテナンス的に考えても、無駄に広い土地を買う必要がないというわけです。

ギャラリー平屋.png


土地探しや土地選びは、まずは無理のない資金計画を行い、自分たちの土地予算を明確に出し、土地探をする前に住宅会社を決めていただくことをオススメしています。

土地に無駄に余分なコストを掛け過ぎてしまわないためにも、正しい知識をもって家づくりを進めていただければと思います。

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