南向きの土地のメリットとデメリット②
2021.08.16|家づくりについて
こんにちは。富山で自然素材にこだわるホンモノの家、フジ創アイノスです。
✔︎防犯性は高くなるのか?
南向きの土地は、南側に居住スペースをつくり、かつその南に大きな窓がある家が建つことから、ある意味防犯性が高い家が出来上がります。
外から家の中が丸見えになるオープンな家になるからです。
しかし、こういったお家は、窓を見ただけで家の間取りが分かってしまうし、灯りをつけたままで寝るようにしないと、夜どの部屋を使っていてどの部屋を使っていないかが、簡単に分かってしまいます。
また、プライバシーを確保するために、目隠しや塀などを庭につくってしまうと、せっかく見えていた庭を閉じてしまうことになり、逆に防犯性が悪くなってしまいます。
ですので、防犯性の高さを維持するためには、プライバシーを犠牲にする覚悟が必要となるか、あるいは常時カーテンが閉まったままで薄暗くなる覚悟が必要となる、そしてどの部屋も夜電気をつけたままにしなければいけない、というわけですね。
✔︎開放的な外観ってどういうこと?
空を眺めることが出来、家の中から庭や緑を眺めることが出来、かつ視覚的に空間の広がりが感じられる開放感たっぷりの室内をつくることが出来れば、毎日をとっても心地よく過ごしていただけると思います。
この空間をつくることと、外観が開放的であることは一切関係がありません。
外観を開放的につくればつくるほど、外からの視線を防ぐためにカーテンが必要となり、家の中が薄暗くなってしまうからです。
ですから、空や外を見ることが出来るようにするためには、そもそもカーテンが必要のない窓をつくらないといけないのですが、実は、それをするのが一番難しいのがこの南向きの土地です。
南向きの土地は最も価格が高く、必ずしも一番いい土地というわけでもありません。
こういった点も冷静に考えていただき、土地選びを行うようにしていただければと思います。
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フジ創アイノス
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