収納づくりもコストを左右する大きな要因②
2021.07.23|家づくりについて
こんにちは。富山で自然素材にこだわるホンモノの家、フジ創アイノスです。
✔︎収納の正しい考え方
前回お話ししたように、収納を『床面積』で判断してしまうと、それに連動してコストが上がってしまうことになります。
しかし、それに比例して、より多くのモノが置けるようになるわけではありません。
では、どうすればいいのか?
この答えは至って簡単で、収納は『壁面積』で考えるということです。
つまり、いかに壁を上手く使うかということが収納量を大きく左右する要因となるわけですね。
例えば、一般的に天井高は2m40cmありますが、この高さの中に、棚板を2枚しかつけないのと5枚つけたのでは、単純に置ける場所が2倍違ってくることになります。
2枚の場合、3段の収納になるのに対し、5枚の場合、6段の収納になるからです。
また、リビングダイニングキッチンの周辺に置くものは、細々したモノばかりだと思います。
これらを管理しやすくしようと思えば、奥行きの深い収納をつくるより、奥行きが浅い収納をつくるべきです。
奥行きを半分にし、逆に横幅を2倍にすれば、全く同じ床面積のまま、つまりコストは全く同じのままで収納量を4倍にまで増やすことが出来ます。
また、そもそも家の壁の量を多くすることも大切です。
つまり、必要がない窓はなくすべきである、ということですね。
家の壁が多くなれば、収納として利用出来る壁が増えます。
それだけじゃなく、壁が多くなった分、耐震性も高くなり、窓よりも壁が増えた分、断熱性も気密性も高くなります。
このように壁を上手く使うことを前提とした収納づくりをすることが出来れば、家のコストを上げることなく、収納がたっぷりあるお家をつくることが出来、さらに耐震性にも省エネ性にも優れたお家をつくることが出来るようになります。
ということで、間取図をずっと眺めて床面積とコストを増やしてしまわないように気を付けながら、家づくりをしていただければと思います。
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フジ創アイノス
富山県高岡市江尻846-1
TEL0800-200-2661
https://www.fujisou-ainos.com/
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