収納づくりもコストを左右する大きな要因
2021.07.22|家づくりについて
こんにちは。富山で自然素材にこだわるホンモノの家、フジ創アイノスです。
これまでお伝えさせていただいてきたように、家は出来るだけミニマムにつくるのがおすすめです。
その最も大きな理由は、もちろん『コスト』なのですが、今回お伝えさせていただく『収納』もまたコストを押し上げてしまう大きな要因となります。
"家を建てるなら、収納はたくさんつくりたい・・"家を建てる誰もが、このようにお考えになるでしょう。
アパートの収納では、全てがおさまりきらず部屋に溢れてしまっていることが多いですからね。
そして、予算が許す限り出来るだけ多くの収納をつくりたいという希望を設計士に伝えます。
✔︎家づくりの落とし穴
しかし、いざプランが出来上がってみると、"あれっ?これだけじゃ足りないんじゃないか?"と感じてしまいます。
プリントアウトされた間取図をひたすら上から見てしまうと、収納が少ないような気がしてしまうからです。
そして、その不安を打ち消すために、床面積を広げることによって、収納の分量を増やそうとします。
結果、それに連動して家のコストがどんどん膨れ上がっていってしまいます。
このように、収納を『床面積』で判断してしまうと、それに連動してコストが上がってしまうことになります。
しかし、それに比例して、より多くのモノが置けるようになるわけではありません。
動線をより短くし利便性を高めるために、『通り抜け動線』にされる方がいらっしゃいますが、通り抜けることが出来るということは、イコール『廊下』がそこに出来るということであり、そのスペースを収納として使えなくなるため、床面積とコストは増えたものの、収納量は増えないどころか減ってしまう・・・なんてことになってしまいます。
次回、収納の正しい考え方についてお話しします。
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フジ創アイノス
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TEL0800-200-2661
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