こんにちは。富山で自然素材にこだわるホンモノの家、フジ創アイノスです。

前回は、家づくりの予算設定には細心の注意を払う必要があり、最も注意を払うべきは「土地にかける予算」という話でした。

▼土地選びで使っておくべき二つの知識

どのようにして土地を選ぶべきか？
まず覚えておくべきことが、"無駄に広い土地を買わない"ということです。

土地は自分たちに必要な家が建ち、置きたい台数の車さえ止めることができれば、それだけで十分です。
無駄に広い土地を買っても庭の工事費用が上がりますし、後々の庭の手入れも大変になります。

まず自分たちが望む家がどんな家なのかを明確にし、その実現のために必要な最小限の土地を探すようにすることが、土地予算の圧縮のためには欠かせない要素となります。

また、"南道路の土地を買わない"ことも土地予算を圧縮するのに欠かせない要素です。

一般的に南道路は最も価格が設定されています。
またそれだけじゃなく、競争が激しいことからカーテンが欠かせなくなります。
結果、室内が決して明るくない家が出来上がってしまいます。

丸みえを防ぐためにつけたカーテンやシャッターに余計なコストがかかり、さらに目隠しや植栽といった外構工事にも余分なコストがかかってしまいます。

日当たりが良い土地を買えば、必ず明るくて風通しが良くて、居心地がいい家になるわけではありません。
逆に、日当たりに難ありそうな土地を買えば、必ず暗くて風通しが悪くていごこちが悪い家になるわけでもありません。
明るさや風通し居心地は、どんな土地でも実現可能であり、その実現の可否は、土地が要因となるのではなく設計が要因となります。

ですから、これらを理解いただいたうえで、土地に無駄にお金をかけ過ぎることなく土地選びをしていただければと思います。

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