ビニールクロスと自然素材について
2021.05.12|家づくりについて
こんにちは。富山で自然素材にこだわるホンモノの家、フジ創アイノスです。
世の中の新築の内装の多くはビニールクロス仕上げです。
ビニールクロスが広まった理由は、何よりもコストの安さとメンテナンスの容易さです。
例えば、汚れがついても、中性洗剤を使って拭き取れば汚れを落とすことができます。
安くて汚れないのであれば、住まい手に取ってこれ以上の素材はありません。
しかし、化学物質のビニールはエアコンなどの風が当たると、空気との摩擦で静電気を生じ細かい粉塵を吸着します。
さらに付着した粉塵に湿気がたまります。ビニールクロスによくカビが生えるのはこのためです。
結果的にはカビの胞子が一杯の室内空気となりかねません。
また、新築はビニールの臭いが強かったり、ビニールクロスは構造的に生活臭がこもりやすいというデメリットもあります。
張替えは確かに簡単にできますが、何度か張り替えているうちに下地のボードも傷みますので、取り換えが必要になります。
その点、自然素材で塗った壁は、調湿性能があり、室内空気をきれいにしてくれます。
そして塗り壁のメンテナンスは、重ね塗りが可能です。
傷や汚れが付けばその都度少しずつ自分で塗ることができるので、大きなメンテナンスは必要ありません。
こうしたDIYをしながら暮らしているうちに深みのある壁にかわってゆくのは、自然素材の塗り壁の楽しみです。
長い目で見れば、コストもメンテナンスもビニールクロスの方がいいとは思えません。
家は長く使うものです。本物の心地よさを肌で感じながら、健康に暮らしてゆきたいものです。
家族の健康と心地よい暮らしのために、自然素材をおすすめします。
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フジ創アイノス
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