アイノスブログ

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天井が高い≠開放感②

2020.10.13家づくりについて

こんにちは。富山で自然素材にこだわるホンモノの家、フジ創アイノスです。
前回に続き、天井が高くても開放感がそれほどではない理由についてお話します。

▼理由2:カーテンが常に閉まっているから


この写真のように、いつもカーテンを閉めておかないといけないとしたら、
それだけで開放感が損なわれることになります。

外の景色は全く見えないし、
太陽の光もカーテンが遮断してしまうわけですからね。
そして、朝から照明をつけておかないといけなくなる
というわけです。

それゆえ、前回の記事でもお伝えしましたが、
いかにカーテンをしなくていいように出来るか?
ということを意識しながら設計する必要があります。



こちらの住まいのように、
リビングダイニングキッチンの窓にカーテンをつけなくていいとしたら、
たくさんの光が外から入ってきます。
そしてその光がリビングダイニング全体に拡散して広がります。

また、カーテンがないことによって、
中から外の景色や、空を眺めることが出来るようになり、
より空間に広がりを感じることが出来ます。
結果、開放的な空間が出来上がるというわけです。

開放感.jpg

開放感を出すために、無駄なコストを掛ける必要なんてないっ!

この2つのルールを守りながら設計すれば、
リビングダイニングキッチンの床面積を無駄に広げなくても、
また、わざわざコストアップして天井を高くしなくても、
圧倒的な開放感のあるリビングダイニングキッチンをつくることが出来ます。

リビングダイニングキッチンは広くしたい・・
そうお考えになるかもしれませんが、
床面積を2帖広くすれば、
それだけで家の価格は50万円〜60万円高くなるものです。
4帖広くすれば、100万円〜120万円も高くなるものです。

家の恐ろしいところは、
この価格が高く感じなくなってしまう・・・というところです。
ですが、こういった負担の積み重ねが、後々の暮らしを苦しくしていく
という事実から決して目を背けないでください。

ということで、より明るくて、
より開放的な住まいをつくるために、
無駄なコストは一切かける必要はない!
ということを覚えておいていただければと思います。

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フジ創アイノス
富山県高岡市江尻846-1
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