天井が高い≠開放感
2020.10.12|家づくりについて
こんにちは。富山で自然素材にこだわるホンモノの家、フジ創アイノスです。
リビングダイニングキッチンの開放感を高めるために、
"出来るだけ天井を高くしたい"
という要望をお聞きすることがあります。
確かに、リビングダイニングキッチンぐらい広ければ、
天井を高くするだけで、幾分開放感は高くなるでしょう。
しかし、わざわざコストを上げて
天井を高くしたとしても、
期待以上に開放感が出るのかというと
案外そうでもなかったりします。
▼理由1:天井・ドア・窓の高さが揃ってないから
たとえ天井を高くしても、
室内のドアや外に出られる大きな窓が
天井の高さと揃っていなければ、
抜け感が感じられないため、それほど空間に広がりが感じらません。
この写真の家のように、窓と天井の間やドアと天井の間に
垂れ壁と呼ばれる中途半端な壁が出来るからです。
むやみに天井を上げるよりも、
下の写真のように、室内のドアや外に出られる大きな窓を
天井の高さと揃えることをオススメしています。
その方が、より開放感が出るからです。
こうすることで、余分な線や凹凸がなくなり、
室内がとってもスッキリ見えるようになります。
また、天井まで光が拡散していくため、
空間全体がムラなく明るくなるという効果もあります。
次回に続きます。
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フジ創アイノス
富山県高岡市江尻846-1
TEL0800-200-2661
https://www.fujisou-ainos.com/
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