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住宅ローン控除とiDeCo③

2021.03.29家づくりについて

こんにちは。富山で自然素材にこだわるホンモノの家、フジ創アイノスです。

住宅ローン控除とiDeCo→https://www.fujisou-ainos.com/staffblog/ideco.shtml
住宅ローン控除とiDeCo②→https://www.fujisou-ainos.com/staffblog/ideco.shtml

住宅ローン控除制度を効率よく利用しつつ、かつ個人型確定拠出年金iDeCoに加入すれば、より多くのお金を手元に残すことが出来ます。
そしてそれは、前回お伝えさせていただいた共働きのご家庭だけじゃなく、単独で住宅ローンを借りるご家庭の場合でも同じことが言えます。
今回は、単独で住宅ローンを借りると仮定して、お伝えしていきます。

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では、年収を550万円(10年間このままの給料とします)、住宅ローン借入を3000万円、金利を1%、返済は35年、住宅ローンの返済開始を1月、納めている所得税を年間15万円(所得税の税率は10%)、納めている住民税を年間30万円(住民税の税率は10%)と仮定し、その恩恵がどれくらいになるのか計算していきます。

まずは、その年ごとの年末の借入残高を計算します。

(年末借入残高)
1年目:2928万円
2年目:2856万円
3年目:2782万円
4年目:2708万円
5年目:2634万円
6年目:2558万円
7年目:2482万円
8年目:2404万円
9年目:2326万円
10年目:2248万円

続いて、この年末の借入残高をもとに、還付される税金の上限額を計算します。(還付される税金の上限額=年末借入残高×1%)

1年目:29.28万円
2年目:28.56万円
3年目:27.82万円
4年目:27.08万円
5年目:26.34万円
6年目:25.58万円
7年目:24.82万円
8年目:24.04万円
9年目:23.26万円
10年目:22.48万円

そして、住宅ローン控除額を計算していきます。

1年目:29.28万円-15万円(所得税)-13.65万円(住民税)
=0.63 万円(控除しきれなかった額)
(住民税の控除上限額は136,500円です)
2年目:28.55万円-15万円(所得税)-13.55万円(住民税)=0円
3年目:27.82万円-15万円(所得税)-12.82万円(住民税)=0円
4年目:27.08万円-15万円(所得税)-12.08万円(住民税)=0円
5年目:26.33万円-15万円(所得税)-11.33万円(住民税)=0円
6年目:25.57万円-15万円(所得税)-10.57万円(住民税)=0円
7年目:24.81万円-15万円(所得税)-9.81万円(住民税)=0円
8年目:24.03万円-15万円(所得税)-9.03万円(住民税)=0円
9年目:23.25万円-15万円(所得税)-8.25万円(住民税)=0円
10年目:22.47万円-15万円(所得税)-7.47万円(住民税)=0円

これら全てを合計すると、258.56万円もの税金が返ってくることになるのですが、3000万円の住宅ローンを、金利1%・35年返済で借りた場合の総支払金利は556.81万円なので、実質余分に払ったお金は298.25万円ということになります。

次回、"iDeCo"を利用することによってさらにカット!?


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