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住宅ローン控除とiDeCo④

2021.03.30家づくりについて

こんにちは。富山で自然素材にこだわるホンモノの家、フジ創アイノスです。

✔"iDeCo"を利用することによってさらにカット!


所得が高い人こそ掛けておいていただきたいのが個人型確定拠出年金の"iDeCo"です。
というのも、iDeCoを利用すれば、さらなる節税メリットを享受出来るからです。
では、仮にiDeCoに毎月2万円支払うようにしたらどうなるのか、計算してみます。

2.png

20,000円×12ヶ月=240,000円(iDeCoによって積立される年間の年金額)
240,000円×10%(所得税の税率)=24,000円(iDeCoによって還付される所得税額)
150,000万円―24,000円=126,000円(住宅ローン控除によって還付される所得税額)

240,000万円×10%=24,000円(iDeCoによってカットされる住民税額)
住宅ローン控除によってカットされる住民税の上限額=136,500円

では、これを当てはめて計算していってみましょう。

・iDeCoによる恩恵
24,000円×10年=240,000円(還付される所得税額)
24,000円×10年=240,000円(カットされる住民税額)
合計:480,000円

・住宅ローン控除による恩恵
1年目:29.28万円-12.6万円(所得税)-13.65万円(住民税)=3.03万(控除しきれなかった額)
2年目:28.55万円-12.6万円(所得税)-13.65万円(住民税)=2.3万(控除しきれなかった額)
3年目:27.82万円-12.6万円(所得税)-13.65万円(住民税)=1.57万(控除しきれなかった額)
4年目:27.08万円-12.6万円(所得税)-13.65万円(住民税)=0.83万(控除しきれなかった額)
5年目:26.33万円-12.6万円(所得税)-13.65万円(住民税)=0.08万(控除しきれなかった額)
6年目:25.57万円-12.6万円(所得税)-12.97万円(住民税)=0円
7年目:24.81万円-12.6万円(所得税)-12.21万円(住民税)=0円
8年目:24.03万円-12.6万円(所得税)-11.43万円(住民税)=0円
9年目:23.25万円-12.6万円(所得税)-10.65万円(住民税)=0円
10年目:22.47万円-12.6万円(所得税)9.87万円(住民税)=0円

合計251.38万円

・iDeCo+住宅ローン控除の恩恵=480,000円+2,513,800円=2,993,800円

このような計算結果となり、iDeCoに加入したことで、住宅ローン控除の恩恵を合計で71,800円減らしてはしまったものの、iDeCo加入による節税が480,000円あることから、住宅ローン控除だけの時よりも、さらに408,200円税金の還付が受けられます。

つまり、実質余分に払うことになるお金298.25万円をさらに40.82万円カット出来るため、実質余分に支払うことになるお金は、
257.43万円になるというわけです。

しかも、iDeCoを掛けることによって、240万円(2万円×12ヶ月×10年)将来受け取れる年金が増えたことにもなります。

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ということで、住宅ローンの正しい知識をつけることはもちろん、住宅ローン控除やiDeCoや生命保険などについても知っていただきながら、家づくりをしていただければと思います。

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