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冷え症の原因と改善方法

2025.01.09

こんにちは✨

富山県で自然素材の家づくりをしている「フジ創」です✨

「寒い季節を快適に過ごすため」

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・冷え症の種類

冷え症には様々なタイプと症状があるようですが、大きく分けて以下の4つに分類されることが多いようです。

四肢末端型
10代~20代の女性に多く見られることが多いようです。手足を温めるだけでは改善されないため、まずは内臓を温めることを意識し、お腹や腰などの保温を心掛けて体全体に温かさを伝えることが推奨されています。

下半身型
姿勢の悪さや長時間のデスクワークが原因で起こりやすいと言われています。骨盤のゆがみにより下半身の血行不良が生じることがあるようです。

全身型
基礎代謝の低下が原因で、身体全体が冷えてしまうタイプです。冷え症の自覚症状があまりないことが多いですが、免疫力が低下しているため、疲労感や倦怠感が現れることがあるようです。

内臓型
主にストレスが原因で内臓に血液が行き届かなくなるタイプです。冷え症と自覚できないこともありますが、下痢や倦怠感、風邪などの症状がある場合は、体を温める食べ物を摂取することが推奨されています。

冷え症の症状

「冷えは万病の元」と言われており、以下の症状などが現れます。

・手足の冷え ・頭痛 ・肩こり ・腰痛 ・関節痛
・不眠 ・便秘や下痢 ・倦怠感 ・動悸 ・ 低血圧

主な冷え症の原因や改善方法

最後に、主な冷え症の原因とその改善方法についてご紹介いたします。

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主な原因


自律神経の乱れ
ストレスや不規則な生活などにより、自律神経がうまく機能しなくなることがあるようです。体温調節機能が低下し、「交感神経」優位の状態が長く続くと、末梢血管が収縮し冷えた状態になることがあると言われています。

運動不足
筋肉は伸縮することでポンプのように血液を送り出し、体を温める役割を果たします。筋肉量が少ないとポンプの力が弱くなり、体の末端まで血液が行きにくくなり、手足が冷えやすくなることがあるようです。

血行不良
締め付けの強い下着やタイトな衣類を着用すると、血流が滞り冷えの原因になることがあるとされています。

女性の冷えの原因

女性は男性に比べて冷え症の方が多いと言われています。その理由として、主に以下の3つが挙げられます。

筋肉量が少ない
女性は男性に比べて筋肉量が少ないため、冷えやすい傾向があると言われています。冷えてしまうと温まりにくいことがあるようです。

卵巣・子宮と月経
卵巣や子宮があることで、腹部に血流が滞りやすい傾向があると言われています。また、月経時には血液の循環が変わり、手足などの末端まで血液が行きにくくなることがあるようです。

ホルモンバランスの乱れ
ホルモンバランスが変わると自律神経が乱れ、冷えやすくなることがあるとされています。そのため、更年期に冷えが現れることが多いようです。

改善方法

自律神経のバランスを整える
早寝早起きを心掛け、3食バランスの取れた食事をとり、規則正しい生活リズムを整えて、ストレスを溜めないようにすることが推奨されています。

体を鍛える
筋力がアップすることで血行が改善されると言われています。血行が良くなると酸素と栄養素が全身に行き渡り、老廃物の排出もスムーズになり、新陳代謝が促進されて体温も高くなり、基礎代謝もアップすることが期待されます。ハードな運動ではなく、ウォーキングなどの軽い有酸素運動でも効果的とされています。また、ストレッチは仕事の合間や就寝前に取り入れると血行が良くなり、体温も上がると言われています。

体を温める食事

体を温める効果があるとされる食材には、唐辛子、生姜、ネギ、ゴボウ、ニンニク、玉ねぎなどがあります。さらに、ビタミンE、B1は細い血管を広げ血行を良くし、ビタミンCは寒さのストレスを和らげ、毛細血管の健康を守るとされています。


ビタミンEが多い食材:うなぎ、ナッツ類、なたね油
ビタミンB1が多い食材:豚肉、玄米、そば、大豆
ビタミンCが多い食材:柑橘類、ブロッコリー、パプリカ


以上の食材を取り入れてバランスの取れた食事を摂ることが推奨されています。

入浴
5分程肩までしっかりつかり、体を内臓の芯から温めて筋肉のコリをほぐし、全身の血流を促すことが効果的とされています。入浴する時間がない場合は、足湯だけでも全身が温かくなると言われています。

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冷え症は多くの人が抱える悩みですが、適切な対策を取ることで改善が期待できます。

寒い季節も快適に、そして健康的に仕事を続けるためにも。。