アイノスブログ

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【身体を温める習慣】健康を維持する家

2020.01.14家づくりについて

こんにちは、富山で自然素材にこだわるホンモノの家。フジ創アイノスです。

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日本人が考えだした身体を温める知恵は、先の腹巻のほかに風呂もあります。

シャワーを浴びるよりも、温かいあ湯の中にしっかりとつかり
身体を温める習慣があるのは日本以外では聞かれません。

衛生面で汗と汚れを流すだけではなく、身体を温めて血流を抑止、湯舟につかって
一日を反省し、新しいアイデアを生み出し、その後の睡眠を誘ってくれます。

湯舟に浸かったときのため息で、なぜか気持ちは前向きになります。
風呂は身体にも心にも健康をもたらせてくれる、大事な生活文化です。

浴室は、しっかりとリラックスできる空間にしておきたいものです。
逆に、身体を冷やさないことをかんがえると、温かさを逃がさない家にすることも大切です。

省エネルギー住宅を求めることは冷暖房費を節約し
地球環境へ貢献するという大義のほかに健康を維持するためにも必要なことなのです。

また看護師は病人の体を冷やさないようにするために、毛布を掛けます。
実は患者が体温を奪われるのは部屋の冷気よりも壁や天井に吸収される熱が多いと教わるからです。

窓があれば、閉じていても熱は放射熱として逃げて行きます。毛布を掛けることで、
放射熱として奪われるのを抑えるのです。

その意味では、壁や天井の材料にも工夫の余地があります。
熱伝導率の高い鉄や、熱容量の大きいコンクリートは放射熱を吸収しやすいので
避けなければなりません。周囲に吸収される熱が少なければ、もともと自分が発する
熱が蓄えられて、身体は自然と温まります。

金属とコンクリートと木材の箱で、ハツカネズミを飼育した有名な実験があります。
20日後の生存率は木材の箱の86%に対して、金属の箱では42%、コンクリートの箱では7%
という結果でした。もちろん要因はいろいろと考えられますが、体温が取られたことも指摘されています。

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フジ創アイノス
富山県高岡市江尻846-1
TEL0800-200-2661
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