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台風・大雨への備え

2024.08.01

台風・大雨からご自身やご家族を守るために、知っておいていただきたいことをまとめました。

洪水や土砂崩れのリスクがある場所もあります。
停電や断水など、万が一にも備えておきましょう。1918df92-e6c1-467a-9ecd-d5fc806defae_20240726151150.png

【1】事前に確認・準備しておくこと

①ハザードマップを確認しておきましょう

自分の住む地域の浸水や水害、土砂災害のリスクをチェックしておくと安心です。

➡国土交通省ハザードマップはこちら

②停電・断水に備え、防災グッズを用意しておきましょう

暴風や災害でライフラインが止まることも考えられます。夜間の停電でも慌てないよう、準備をしておきましょう。
懐中電灯・はさみ・ライター・救急用品・防寒具・日用品・予備の電池や充電器など。

③非常食も用意しておきましょう

道路が通行止めになったり、交通機関がストップすることもあるかもしれません。
飲料水や保存食、お菓子など。小さなお子様がいる場合ミルク・哺乳瓶・離乳食なども用意しておきましょう。

少なくとも3日分を備えておくと安心です。賞味期限もあるので、定期的にチェックしておきましょう。

④保険加入状況を確認しましょう

火災保険で、風災・水災の補償をカバーできることがほとんどです。
念のため「風災オプション」があるか確認しておくと安心です。

浸水の可能性がある場合は「水災オプション」、土砂災害の可能性がある場合は「土砂災害オプション」も入っておきましょう。
ご加入の保険会社(火災共済を含む)や保険によって保証範囲が異なりますので、ご加入の保険会社や保険代理店にお尋ねください。

【2】台風が接近する前にやっておくこと

①窓をしっかり閉めましょう

強風による飛来物で、窓ガラスが割れる恐れがあります。
ドア・窓・網戸・雨戸(シャッター)の鍵をしっかりと閉め、カーテン・ブラインドを下ろしておきましょう。

雨戸がない場合は、板やガムテープを使って窓を補強したり、窓ガラスの飛散防止グッズを活用するのもおすすめです。

②お庭・ベランダ・バルコニーを片づけましょう

日除けタープ、よしず、すだれ、物干し竿、植木鉢、ガーデニング用品など、屋内にしまうか、風で飛ばないようにしましょう。

金物は収納、もしくは下におろしておくと破損を防げます。物干し竿は外して束ねて床に置いておくのがおすすめです。
植木には支柱を立てて固定しましょう。

③側溝・排水溝を確認しておきましょう

バルコニーの側溝や雨どいにゴミが詰まらないように、掃除して水はけを良くしておきます。

④浸水の可能性がある場合、土のうを準備しておきましょう

室内に浸水する可能性がある場合は、玄関や敷地の入り口に土のうを準備しておくと安心です。

⑤大事なものを2階に移動しておきましょう

浸水に備えて、高価な物や水濡れを避けたいものは移動させておきましょう。
浸水は一気に水位が変わる場合があり、浸水し始めてからでは間に合わない可能性があります。

⑥断水に備えて、水を貯めておきましょう

浴槽やバケツなどに水を貯めておきましょう。

⑦停電に備えて、充電できるものには充電しておきましょう

蓄電池がある場合は、満充電にしておきましょう。

⑧防災グッズも、わかりやすい場所に出しておきましょう

特に、懐中電灯は手元に出しておきましょう。

【3】台風が接近したら...

①台風が近づいたら、気象情報に注意し、早めに行動しましょう

テレビやラジオ、スマホで、情報を常にチェックしましょう。
浸水が発生する恐れがある場合は、洪水ハザードマップで浸水予想区域を確認しましょう。

※床上・床下浸水の恐れがある場合はガスの元栓を閉め、ブレーカーを切ってください。

②避難勧告が出たら、暴風に入る前に迷わず避難しましょう

暴風域に入ってしまったら、家の中で安全と思われる場所で通過を待ちましょう。
土砂災害や浸水の恐れのある場合は2階、暴風の危険のある場合は1階中央または風下側が比較的安全です。

【4】台風の通過後は...

①まず、家の周りをチェックしましょう

雨漏りが起きていなくても、屋根の板金や樋が外れていることがあります。外壁・外構も確認しましょう。

②枯葉などを掃除しましょう

樋などに詰まっている可能性もあるので、可能な限り取り除いてください。

③海の近くにお住まいの方は、塩害にも注意しましょう

窓ガラスが塩っぱい場合は、台風が海水を巻き上げていて、塩害となる可能性があります。
鉄部の錆が進行したり、庭木が枯れてしまうので、水道ホースで水をかけてください塩を流してください。

④被害がある場合、該当箇所の写真を撮影しておきましょう

災証明書の発行や火災保険、修理依頼の際に役立ちます。
室内に被害がある場合は、家財も補償されるケースもあります。
全景、中景、近景など、様々な角度で撮っておきましょう。

<注意事項>

・大きな被害があった後には、悪徳リフォーム業者が出てくる可能性もあります。くれぐれもお気をつけください。
・火災保険の風災適用範囲は、ご自宅だけです。ご自身のものが飛んで、お隣の家に被害を加えてしまった場合、保険が適用されません。
 お隣の方が保険に加入していれば、その方の保険が適用されます。

台風や大雨に備え、ご自身やご家族の安全を守りましょう。
ご不明点があれば、お気軽にお問合せください。

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