アイノスブログ

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アルミニウム製と木製のサッシ

2023.09.19

こんにちは✨

富山県で自然素材の家づくりをしている

「フジ創アイノス」です。

今日も更新していきます✨R (1).jpg

☆テーマ☆

・アルミニウム製と、木製のサッシ・

家を新築したり、リフォームしたりするときに。ごく普通に使われているのがアルミサッシです。

ローコスト住宅から、高層ビルまで幅広い範囲で使われています。

これほど住宅で使われるようになったのは、何よりも価格が安いことが一番の理由と思われます。

すっかり昔からの木製の窓は見かけなくなりました。

また価格の問題だけではなく、気密性などの性能が高いのもアルミサッシの魅力のひとつです。

安定した材料であり、その上容易に加工できることもメリットのひとつです。

鉄などの金属よりも融点が低く、トコロテン方式の押出成型という生産性が高くの上がる方法で作られています。

充分に経験を積んだ建具職人が、時間をかけて、選びぬいた木を加工してもなかなか性能を上げることは困難です。

これらのことを考えると、理想の窓材が使える時代になってと思います。

ところが、環境の側面からみると、ちょっと意外な事実が裏側にあります。

じつは、生産の二酸化炭素の放出量は、ほかの材料に比べても格段に大きいのです。

人口乾燥で生産されている木材と比べると、その比率は220倍にもなります。

同じように大きな熱を必要とする鉄材と比較しても群を抜いています。

乱暴な計算ですが、アルミサッシの家1棟建てるのと、木製建具の家220建てる分の炭素放出分が一緒であるということ。

ただし、体積当たりの放出量なので、中空のアルミサッシは木材よりも使用量は少ないはずです。

それでも、木材の乾燥には多くは木屑が使われているのにたいして、アルミニウムは化石燃料が使われています。

コストと性能を合わせると、アルミサッシを選ばないわけにはいかないのでしょうが。。

環境のことを考えると大きな犠牲が払われていることを、

もう一度、肝に銘じておきたいものです。ie_mark_apart.png

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フジ創アイノス

富山県高岡市江尻846-1

0800-200-2661

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