アイノスブログ

Staff Blog

コンクリート住宅

2022.12.10

こんにちは

富山県で自然素材にこだわった家づくりをしている

「フジ創アイノス」です。

いつもありがとうございます。

今日は、コンクリート住宅の欠点をお伝えいたします。83ace4a053ae57983e64a36ed276ea4b.jpg

1,コンクリート住宅欠点3つ

1-1 外気の温度変化の影響を受けやすい

・コンクリートはその熱伝導率の高さから。外気の湿度変化の影響を受けやすい構造体。

マンション最上階は夏場に暑くなりがち、屋根面が熱を蓄熱し、夜になっても冷めにくいから。

鉄筋コンクリート造の建物は屋上階の断熱をコンクリートの外側で行うことで

屋根面のコンクリートが蓄熱するのを抑える工夫が必要。

外壁をコンクリート打放し₍コンクリートそのものの風合いを仕上げ材としたデザイン₎の場合

内断熱が一般的です。

内断熱でなく外断熱にすると通常より壁が厚くなり、手前や工期がかかり割高になるため。

現在はコンクリート住宅でも外気に左右されない快適な空間をつくることが可能。

1-2 カビが発生しやすい

・コンクリートは吸収性が高く、表面から水分を吸い込んでためやすいため、カビが発生しやすい。

人の出入りが少なく空気の入れ替わりが少ない納戸、普段あまり使わない和室、空気がこもりがちな地下など。。

換気や除湿の対策が必要です。

またコンクリート打放しにした場合、汚れを吸着しやすいという欠点もあります。

1-3 費用が高い。

・一般的にコンクリート住宅は木造住宅よりコストが高い。

これは構造体の単価の他に、木造住宅より工期がかかることによる経費、仮設費用、木造より重いコンクリート

建物重量を支える基礎の違いなどが反映される。

コンクリート住宅は鉄筋の基礎組みから躯体の鉄筋を組み、そのまわりに

型枠材を建て、その中にコンクリートを流しこんで固まるまで待つといったように

木造に比べて手順も多いです。

コンクリートの打設は雨天では行えないため、工期が伸びてしまう原因になる。

鉄筋コンクリート造の家は重量が重いため、建物を支えるための地盤改良や必要になる場合も。。

2,欠点をしのぐコンクリート住宅メリット。

2-1 耐久性の高さ

・コンクリート住宅のメリット1つ目は、耐久性、耐火性が高い。

コンクリート住宅は建物の環境にもよりますが、定期的メンテナンスを行っていれば

120年~150年の耐久年数がある。

2-2 デザイン性の高さ

・コンクリート住宅のメリット2つ目はデザイン性が高い。

コンクリート住宅と比べて、木造住宅はデザイン性が低いという印象があります。が

木造でも2層吹き抜けの空間は作れます。曲線も可能です。

その規模には制限があり、木造住宅よりもコンクリート住宅の方が窓などの開口部を大きく取れたり

仕切りや柱の無い大空間に適しています。

曲線もよりダイナミックなデザインも可能。

壁にタイルや石を貼りたい場合はコンクリート造の方がオススメ。

ここまで紹介いたしました。12_kh_001.jpg

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フジ創アイノス

富山県高岡市江尻846-1

TEL

0800-200-2661

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閲覧ありがとうございます。

2022.12,10