将来も使いやすい家づくり②
2022.04.02|家づくりについて
こんにちは。富山で自然素材にこだわるホンモノの家、フジ創アイノスです。
"子ども部屋"の考え方
家の広さや部屋数について、まず考えていただきたいのが"子ども部屋"です。
子どもはまだ小さいうち、自分の部屋をプライベートスペースとして使うことはほとんどありません。
中学生ぐらいになれば、やっと自分の部屋をプライベートスペースとして使うようになりますが、それも束の間で、ほとんどの子どもが進学や就職をキッカケに、卒業と同時に家を出て行くようになります。
そう考えると、子どもが自分の部屋を充分に使ってくれる期間は、せいぜい6年〜10年ぐらいのものです。
ですので、子どもが自分の部屋を使う以外の期間は、別の用途として使えないか、ということを考えていただきたいと思います。
例えば、親御さんが泊まりに来た時の寝室として使えますね。
また、将来は収納として使えるし、あるいは自分たちの寝室として使えるし、親御さんを招いて一緒に暮らすことも出来ます。
つまり、子ども部屋をうまく使えるように設計すれば、"和室はいらない"ということになります。
和室の用途を子供部屋が兼ねるからです。
また、子ども部屋自体も"あまり広くつくる必要はない"とも思えるようになります。
子どもたちはやがて出て行くし、その後の利用用途を考えても、そんなに広いスペースは必要ないからです。
そう考えると、そもそも"子ども部屋"って呼んでいること自体がおかしいかもしれませんね。
家の面積が大きくなれば、その分家のコストは高くなります。
現在は以前に比べて、家の性能や材料原価も高くなっているのでなおのことです。
ですから、合理的に家づくりをすることで、無駄な面積をカットしていただき、最小限のコストで暮らしやすい住まいをつくっていただければと思います。
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