アイノスブログ

Staff Blog

窓づくりについて

2021.11.10家づくりについて

こんにちは。富山で自然素材にこだわるホンモノの家、フジ創アイノスです。

SNS上で、「家づくりで後悔している点は?」というアンケートがありました。
一番多かったのは、「窓」でした。

「ここに作った窓がいらなかった」、「思ったより日が入らなかった」などの理由でした。
窓をどこにどれだけ作るかは、意外に難しい問題のようです。

今回は、「使えない窓を省くことよるメリット」についてお話しします。

設計.png

その1:断熱性能が高くなる

窓が少なくなるということは、イコール壁の数が多くなるということでもあります。
となると、窓よりも断熱性能に優れた断熱材が施工される箇所がより多くなるということになります。
その結果、必然的に断熱性能は高くなります。

その2:収納力が高くなる

窓が少なくなり、壁が多く出来るということは、室内側の壁面積が増えるということでもあります。
となると、より収納を増やすことが出来ます。
収納力は、いかに床面積を広げたかで決まるものではなく、いかに壁面をうまく利用出来たかによって決まるものだからです。
ですので、収納をより充実させるためには、収納の中によりたくさんの壁をつくりつつ、空間の余白を有効利用する必要があります。

また、収納だけじゃなく部屋においても、壁面をしっかり確保しておけば、家具なども置きやすくなるし、棚なども設置しやすくなり、空間の余白をより有効利用しやすくなります。

その3:外壁が汚れにくくなる

窓が少なくなることによる3つ目のメリットは、外壁の汚れ箇所を減らすことが出来るということです。
というのも、外壁の汚れの最大の原因は窓だからです。
窓の上に貯まった土ほこりが、雨によって垂れ流されることによって出来る垂れジミですね。

結果、外観を長く美しく保ちやすくなるし、もっと長い目で見た時、外壁の塗り替えにかかるメンテンンス費用を、少しでも抑えることも出来るようになります。

ギャラリー平屋.png

いかがでしたか?
窓のつくり方に工夫が出来れば、以上のようなメリットをもたらしてくれるようになります。

窓がたくさんあるから、明るくて開放的な家になるわけではありません。
窓がたくさんあるから、風通しがいい家になるわけでもありません。

逆に、窓が少ないから、暗くて閉塞感のある家になるわけでもありませんし、風通しが悪い家になるわけでもありません。

この事実をご理解いただき、より少ないコストで、よりいい家を建てていただければと思います。


------------------------------------------------------------
フジ創アイノス
富山県高岡市江尻846-1
TEL0800-200-2661
https://www.fujisou-ainos.com/
-------------------------------------------------------------