アイノスブログ

Staff Blog

どんな土地でもいい家は建つ

2021.11.08家づくりについて

こんにちは。富山で自然素材にこだわるホンモノの家、フジ創アイノスです。

例えば、以下の2つの選択肢があった場合、あなたはどちらを選ばれますか?

1つは、親が所有している土地があり、そこに家を建てれば土地代は必要なくなるが、土地が狭く、かつ南に隣接して家が建っており日当たりが悪い。
もう1つは、住みたいと思っている地域で土地を買うという選択肢。
しかし、少なくとも1000万円予算が上がってしまい、毎月の返済が3万円以上違ってくる。

選択.png

もちろんこの選択は、あなたの年齢や収入、自己資金の加減によって違ってくるものなので、正解があるものではありません。

しかし、たとえその土地が日当たりが悪かったとしても、いい家は建てられます。

例えば、間口は広いものの奥行きが浅い約35坪の北向きの土地があり、すぐ南に隣接して2階建ての家が建っているとしましょう。

冬の午後にこの土地を見ると、この土地は南の建物によって、敷地の多くが日陰となっています。
ですので、パッと見た瞬間、全く日が当たらない最悪の土地であると感じ、検討の土台にすら乗らないかもしれません。

✔︎家の一番南にリビングを配置しても意味がないという現実

この土地の場合、リビングを家の一番南に配置しても、全く意味がないですよね。
であれば、そういう配置をしなければいいのですが、多くの方がその選択をしません。

そして、日当たりが悪い土地を避け、日当たりが良い土地を買おうとします。
日当たりが良い土地で、家の南にリビングを配置したらどうなるか、想像してみてください。

日当たり.png

家の中が丸見えになりますよね。
となると、設置したカーテンが閉まったままの家になり、家の中が薄暗く、照明なしでは暮らせなくなります。

また、台風や防犯に備えてシャッターも必要になるし、プライバシーと防犯を担保するために、塀や目隠しや植栽などにも多額の費用が必要になります。

つまり、土地代が余分にかかるだけじゃなく、家や外構にかかるコストも割高になってしまうため、3万円どころか下手したら4〜5万円も毎月の負担が上がってしまうかもしれません。

ですから、別で土地を買っても、そもそもの設計の考え方を変える必要があります。


次回に続きます。

------------------------------------------------------------
フジ創アイノス
富山県高岡市江尻846-1
TEL0800-200-2661
https://www.fujisou-ainos.com/
-------------------------------------------------------------