アイノスブログ

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家の予算の基本的な考え方

2021.07.15家づくりについて

こんにちは。富山で自然素材にこだわるホンモノの家、フジ創アイノスです。

家づくりの予算は、自己資金が多いか少ないかによって大きな差が生まれます。

例えば、家づくりの総予算が3500万円だとしたら、自己資金が1000万円あれば銀行からの借入れは2500万円で済むため、これを35年返済で試算してみると、毎月の返済は約70,000円となるのですが、自己資金が100万円だとしたら銀行から3400万円借入れせざるを得なくなり、毎月の返済は約100,000円となってしまいます。

自己資金100万円の方が、無理なく支払っていくことが出来る金額が毎月70,000円だとしたら、900万円予算を圧縮する必要があります。

家づくり.png


しかし、900万円もの予算を家だけで圧縮しようとしても100%不可能です。
2000万円であれば1100万円にしないといけないし、1800万円であれば900万円にしないといけないわけですからね。
これでは家なんて建てられません。

この場合、家だけで予算を圧縮することを考えるのではなく、家はもちろん土地や外構工事の予算も同時に見直す必要があります。
家で予算を400万円圧縮、土地で予算を400万円圧縮、庭で予算を100万円圧縮という感じですね。

3500万円の総予算が、土地代として1000万円、家代として2100万円、庭代として200万円、諸経費として200万円だとしたら

土地代を600万円、家代を1700万円、庭代を100万円、諸経費を200万円、といった風に、それぞれの予算を圧縮していかなくてはいけません。

コスト削減.png

となると、必然的に土地を探す地域を変えざるを得なくなるかもしれないし、あるいは地域変更が無理なら、土地面積を小さくするか、あるいは形や日当たりが悪そうな、いわゆる条件の悪い土地を探さざるを得ません。

また、家に関しても、使う材料や設備のコストを抑えると同時に、面積を小さくすることによってコストを抑えざるを得なくなります。
外構に関しても、余分な装飾工事を施さなくていい家にする、また、土地に無駄な余白をつくらないようするなどの工夫が必要となってきます。

次回に続きます。


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