アイノスブログ

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家の照明について②

2021.05.18家づくりについて

こんにちは。富山で自然素材にこだわるホンモノの家、フジ創アイノスです。

日中も場所に応じて光の採り方に工夫が必要

光に対する配慮は、夜だけじゃなく、日中においてもすべきことです。

例えば、寝室は「寝るだけの部屋」であるため、基本的には太陽が出ている間は使うことがありません。
そしてそう考えると、そもそもこの部屋を日当たりが良い位置に配置する必要がありません。

また子ども部屋に至っても、日当たりが良い南に配置し、しかも大きな窓をつくってしまうと、太陽の光線がまぶしくて自分の部屋で勉強しにくくなってしまうため、無理に日当たりが良い位置に配置する必要はありません。

子供たちは、遅かれ早かれいずれ出て行くことになるし、そうなれば物置として使うようになる可能性も充分にあり得ますからね。

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他方、一般的には、日当たりを良くした方が良い場所が、なぜか日当たりが悪い場所に配置されています。
洗面室やランドリールームといったスペースです。

最近はアレルギーもあってか、外干しよりも室内干しを希望される方が増えていますが、そうなればランドリールームは、出来るだけ太陽の直射日光が当たる場所に配置した方がいいですよね。
直射日光が当たれば、除菌効果がありますしね。

この他、一番過ごす時間が長いリビングは、一番日当たりを良くしたいと誰もがお考えになるでしょうし、その実現のためにリビングを一番日当たりが良い南に配置し、その南面に大きな窓を設置されますが、そのほとんどが、カーテンが閉じられた状態になってしまっています。
外から丸見えになってしまうからです。

また、日が入ってき過ぎて暑いせいか、紫外線で家が傷んでしまうのを防ぐためか、光がテレビに反射して見にくいせいか、防犯的な理由なのか、シャッターまで閉めいるお家も、よくお見かけします。

これでは、光が室内に入ってこないし、なんのために大きな窓を設置したか分からないですよね。

光2.png

ですから、日中の自然光も、直接的に採り込むべき場所と間接的に採り込むべき場所を見極めて、敷地条件に合わせて間取りを考えるようにすべきなんですよね。

結果、昼間も夜も、非常に過ごしやすいお家が出来上がるというわけです。

「光」は心地いい暮らしをするために、最も大切な要素と言っても過言ではありません。
昼も夜も大切な「光」を、心地よく感じられるような住まいを意識しながら、間取りを考えてみていただければと思います。

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