アイノスブログ

Staff Blog

住宅ローンの考え方

2021.03.22家づくりについて

こんにちは。富山で自然素材にこだわるホンモノの家、フジ創アイノスです。

住宅ローンには、変動型と固定型の商品がありますが、このどっちが良くて、どっちがダメだということはありません。
変動にせよ固定にせよ、メリットとデメリットの両方が存在し、どのメリットを享受し、どのデメリットを回避すべきなのかは、借りる人の状況によって異なるからです。


ローン.png


例えば住宅ローンは、毎月無理なく払っていけそうな金額をお聞きし、その金額を基に逆算して決定するのですが、仮に、あなたに自己資金がなく、あるいは少なく、かつ土地から買わなければいけないとしたら、変動金利を選ぶべきではありません。

土地から買わなければいけない場合、その分家づくりの予算が上がるし、自己資金が少ないと、返済期間も長く設定せざるを得ないからです。

ですのでこのような状況の方は、"金利上昇に伴う返済負担アップ"というリスクが回避出来る固定金利を選ぶ方が、多少金利が高くとも良いという考え方です。

この先、社会や会社がどうなるか不明確だし、貯金が少ないと、収入低下時や金利上昇時のリスクヘッジが出来ないため、家を手放す可能性が高くなるからです。

26614-featured-496x260.jpg

✔65歳までに完済出来るように考える

また、30歳以下であるならば、最長期間である35年でローンを組んでも問題ないと思いますが、それ以上の年齢だとしたら、65歳までにローンを完済することを前提として住宅ローンを考えるべきです。

というのも、65歳以降の夫婦の最低生活費は、平均で約225,000円と言われているのですが、これは、年金だけではまかなえないし、
なおかつこの中には家賃やローン返済、固定資産税といった住居費が一切含まれていないからです。

例えば、仮にあなたの年齢が35歳だとしたら、出来ればローンの返済期間は30年で設定し、そこから逆算した予算で家づくりをすべきです。

そして、ローンだけで思い描く家づくりをするのが難しいとしたら、不足分だけ自己資金を入れるようにするか、あるいは、自己資金が充分にないのであれば、家づくりの予算を減らしながら家づくりをすべきです。

あまり考えたくないことですが、いろいろな事情で働けなる状況に陥ることもあります。もしもの事も頭の片隅に置いた上で、家づくりの予算を組むべきです。
そして、自分たちの老後のことも直視して考えるべきです。

大切なことは、心にゆとりを持って暮らし続けることではないでしょうか?

そのために、文字通り無理のないローンを組み、あなたにフィットした予算で家づくりをしていただければと思います。

------------------------------------------------------------
フジ創アイノス
富山県高岡市江尻846-1
TEL0800-200-2661
https://www.fujisou-ainos.com/
-------------------------------------------------------------