アイノスブログ

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日当たりの悪い土地でも明るい家は建てられる

2020.12.14家づくりについて

こんにちは。富山で自然素材にこだわるホンモノの家、フジ創アイノスです。

例えば、土地面積が50坪以下と小さく、かつ、敷地の南側に2階建ての家が建っている土地で家を建てなければいけないとしたら、どのように家を建てて欲しいと住宅会社に希望しますか?

出来るだけ敷地の南側に距離をとってもらって、一番南側に配置してもらいたいリビングに少しでも光が入ってきやすいようにしてもらいますか?

南からの光は諦めて、東から光を採り込んでもらうようにしてもらいますか?

あるいは、1階の窓から採れる光は諦めて、リビングに吹抜けをつくって、2階の窓から光を採り込むようにしてもらいますか?

今回は実際の建てたお家についてお伝えさせていただこうと思います。

日光.png

まさに先程お伝えさせていただいたような土地で、土地面積が50坪以下と小さく、かつ敷地の南側に2階建てのアパートが建っており、
パッと見た感じでは、日照的に難がありそうな土地です。

それに加えて、南に建っている家がワンルームアパートであるため、人の出入りも激しいし、防犯やプライバシー面のことも充分に考えた間取りにしないと、安心して過ごしにくいという側面を持っている土地でした。

✔日当たりが悪そうな土地でも、リビングにたっぷり南からの光を採り込む方法

そのような条件の土地でご提案させていただいたプランは、敷地を最大限に有効活用した「平屋」のお家でした。



こちらのお家は、リビングダイニングキッチンを敷地の一番南ではなく、敷地の一番北に配置させていただいています。
そして、そのリビングダイニングキッチンのちょうど真ん中に、南に面して3.5mもの横幅がある窓を設置させていただいています。

このように設計することで、南に建っているアパートからより長く距離をとることが出来、南からの日照をしっかり確保出来るようになります。
また、南につくった窓から見える景色は、自分の家の部屋か、あるいは空だけで、隣に建っているアパートは一切見えません。
なので、南に建っているアパートから、家の中を覗かれる心配が一切ないため、丸見えを防ぐためにカーテンで窓を閉じる必要もなくなり、光をたっぷりと室内に採り込めるだけじゃなく、プライバシー性にも優れていて安心して過ごしていただけるようにもなります。

そして、このリビングに射し込んでくる光は、リビングだけにとどまらず、家全体にさりげない明るさをもたらしてくれるという嬉しい効果ももたらしてくれます。

次回に続きます。


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フジ創アイノス
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TEL0800-200-2661
https://www.fujisou-ainos.com/
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