アイノスブログ

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家の良し悪しを大きく左右する窓

2020.09.23家づくりについて

こんにちは。富山で自然素材にこだわるホンモノの家、フジ創アイノスです。

仮に、このような分譲地に家を建てるとすると、
このような配置で家を建てることになります。

しかし、このような配置で家を建てることを前提とした場合、
北側接道の場合にせよ、南側接道の場合にせよ、
それぞれに何らかの問題が発生します。

それぞれのケースで考えていってみましょう。

✔北側接道の場合

北側接道で、かつ3方全て家に囲まれているとしたら、
赤い波線部分に大きな窓をたくさんつくっても、
それほど光は入ってきません。
隣の家との距離が近いからです。

ですから赤の波線部分に
大きな窓をつくることを前提とした間取りではなく、
室内に光が採り込みやすくなるように間取りを考えないといけません。

そうしないと、日中ずっと光が入ってこない
リビングダイニングキッチンになってしまい、
朝から照明なしでは過ごせないような
薄暗くどんよりした家になってしまいます。

光2.png

✔南側接道の場合

南側接道は一見、
光がたっぷり射し込む明るい家になるような気がします。
しかし南に部屋を配置し、青の波線部分に大きな窓をつくってしまうと、
外から丸見えになってしまいます。

結果、視線を防ぐためにカーテンが必要になり、
そのカーテンが開かれることはなかなかありません。

また、窓から侵入してくる直射日光が厳しいため、
シャッターによってその光線を遮断しているお家もよく見かけます。

しかし、これでは家の中に全く光が入ってこなくなるので、
薄暗いどころか真っ暗な家になってしまいます。

さらに、日当たりが良いからと、
南に大きな窓をたくさんつくれば、
窓を見ただけで家の間取りが分かってしまう、
防犯面に不安を抱えた家になってしまいます。

結果、カーテンやシャッターだけでは物足りず、
庭に目隠しを設置したり、高い塀を設置したりと、
外構工事にも工夫が必要となり、
さらなる出費を招くことになってしまいます。

次回に続きます。


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