アイノスブログ

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理想の家づくり④

2020.06.27家づくりについて

こんにちは。富山で自然素材にこだわるホンモノの家、フジ創アイノスです。

前回に続き、資金計画に失敗する3つ目の理由の、
『そもそも家に掛ける費用を間違えてしまっている』
について考えていきます。
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家づくりで最も大切なことは、
今の状況だけを考えて家を買うのではなく、
将来のことまで見据えて買わないといけないということです。
そうしないと、家にお金を使い過ぎてしまい、
先のことに備えた貯蓄をしていけなくなるからです。


例えば、老後資金や年金についてどのようにお考えでしょうか。
将来は年金だけで暮らしていくことが出来ないとしたら、
一体どれだけの貯蓄をしておくべきなのでしょうか。

65歳からを老後とするならば、
65歳以降の夫婦2人の最低生活費は、
22万円ぐらいであると言われています。

ゆとりを持って暮らしていくためには、
さらに13万円ぐらい余分に必要であると言われています。

では年金は一体どれくらい支給される予定なのでしょうか?


年金には、国民年金と厚生年金から成る公的年金と、
個人や企業が上乗せして負担する私的年金の
2つの種類が存在するのですが、
払っている年金が国民年金だけなのか?
厚生年金も上乗せして払っているのか?
さらに上積みして私的年金も払っているのかによって、
将来受け取ることが出来る年金は違ってきます。


また、公的年金は60歳〜70歳までの間で、
いつからもらうのか選ぶことが出来るのですが、
どのタイミングで受け取るかによっても
支給される金額が大きく違ってきます。


65歳から国民年金を受け取る場合、
年間で約78万円(月換算で6.5万円)ですが、
これを60歳から受け取るとしたら、
支給額が30%減ってしまうことになるし、
逆に70歳から受け取るようにしたら、
支給額が42%増えるといった感じですね。

そして、それらを踏まえた上で、
どのように働いていくかと、
どのように受け取るようにするかを考えていくようにします。


私的年金にも加入することをオススメしているのですが、
例えば、iDeCoという個人型確定拠出年金を
ご存知でしょうか。


この制度には、様々な税制優遇があります。
ざっと言うと、掛金は所得控除の対象になるし、
運用益も非課税になるし、
受取時も退職所得控除や公的年金控除の対象になります。


そして、この制度には、60歳になるまで
毎月上限23,000円(公務員は12,000円)まで
入ることが出来るのですが、
夫婦そろって満額入っていただくと、
老後資金の積立が効率的に出来るのではないでしょうか。
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では続いては、教育資金について少し考えてみましょう。
現在は、大学への進学が当たり前になっていますからね。


では、まず大学費用って一体どれくらいかかるのか?
についてから考えていきたいのですが、
大学の費用は、国立なのか私立なのかによっても違えば、
私立の場合でも文系なのか理系なのかによっても違います。


また、県外の大学に進学するとなれば、
家賃や生活費なども仕送りしてあげないといけないので、
さらなる出費がかさむようになりますよね。


ということで、この中で最も出費が少ないであろう、
実家から国立大学に通うというパターンと、
出費が多い県外の私立理系大学に通うパターンで
それぞれどれくらいの費用がかかるのかを
考えていってみますね。


国立大学の4年間の学費は、
4年間で約242万円だと言われています。
そして家から通うとしたら仕送りは必要なくなるので、
実質これが大学進学のためにかかる費用ということになります。


他方、私立理系の大学の場合、
学費が4年間で約540万円かかると言われています。
そして、これに加えて、
家賃と仕送りが毎月7万円かかると考えた場合、
学費とは別に336万円もの費用がかかることになります。


つまり、合わせると876万円もの費用が
1人あたり必要になってくるので、
もしお子さんが2人いる場合は、
合わせて倍の1752万円必要だということになります。


国立大学に進学する場合なら、1人あたり
200万円〜300万円ぐらいの学資保険に入っていれば、
なんとかなるかもしれませんが、
県外の私立に進学するとなれば足りませんよね。


ということは、収入の中から
進学のための費用を、学資保険とは別で、
今のうちからコツコツ貯めていかないといけなくなります。
安易に奨学金を利用してしまうと、
子供たちに借金を背負わせてしまいますからね。
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続いては、実生活に必要な費用について考えてみましょう。

電気代・水道代・下水道代(浄化槽の場合、汲取代)
車のローン・ガソリン代・車検代・車の保険代
生命(医療)保険代・携帯電話代・ネット代・CATV代
子供たちの保育料・習い事・学費・塾代
食費・雑費・外食費・レジャー費・こづかい

ざっとこれらが日常生活で掛かるのですが、
あなたはこれらの費用に
一体どれくらい掛かっているでしょうか。


家を建てると、これに加えて
火災保険費用・固定資産税などがかかるし、
定期的なメンテナンスのための積立もしていった方がいいのですが、
これらも踏まえた上で、
ローン返済に毎月一体どれくらい充てられるのかを試算しなければいけません。

そして、その予算の範囲で出来る家づくりをしなければいけません。
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以上のことを考えずに、家にお金をかけすぎて
後々生活が苦しくならないよう、
家づくりの資金計画をする前に、老後資金や進学資金、そして日々の生活費について
夫婦で話し合い、試算してみていただければと思います。

そして、保険を含め、カット出来そうなところは、
見直すきっかけにしていただければと思います。


【個別相談会開催のお知らせ】

ご希望の日時・ご希望の時間にフジ創アイノスショールームで
フジ創スタッフによる家づくり相談会を個別開催致します。

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【会場の環境について】
弊社ショールームでは新型コロナウィルス対策措置として
・アルコールシートの手指消毒
・マスク着用
・ドアノブの消毒
・高性能の空気清浄機でナノレベルの微粒子を除去
を徹底します。

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沢山の人が密集しない環境で対応が可能。
なお希望者の方にはLINEビデオ通話を使った遠隔のご相談も承ります。
そのほかにも「モデルハウスの見学」や「施工事例」も弊社ホームページ内
『施工事例』にアクセスしてご覧になることができます。

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