アイノスブログ

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理想の家づくり③

2020.06.26家づくりについて

こんにちは。富山で自然素材にこだわるホンモノの家、フジ創アイノスです。

前回紹介した、資金計画で失敗する3つの理由について、詳しく考えていきます。
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まずは1つ目の理由、
『土地と建物以外の費用について、具体的に計算出来ていない』


家づくりは土地と建物だけにお金がかかるだけじゃなく、
庭の工事にもお金がかかるし、
それ以外にも付随して様々なお金がかかります。
それらをまとめて"諸費用"と呼びます。


では、これらに一体どんな項目があり、
それぞれに一体どれくらいお金がかかるのでしょうか?

「だいたい100万円〜150万円ぐらいですか?」

とおっしゃる方が多いのですが、
果たしてこれは正しい答えなのでしょうか?


おそらくこれらは、家を買う時に必要となる
登記費用や火災保険や銀行経費のことを指すのだと思います。
しかし、ここにかかってくる経費は、これだけではありません。

例えば、新居にあわせて購入する家具代金、
家電製品、ネット回線工事費、引っ越し費用などがここに含まれますよね。


この他にも、土地購入に付随して掛かる費用もありますし、
調査次第ではあるものの、
地盤改良費用も予算に組み込んでおくべき経費です。

もちろん、これらの費用については個人差がありますが、
ざっと考えただけでもこれだけの項目があります。

最初にこういった諸費用のことまで踏まえて
資金計画を立てておかないと、
後から思わぬ出費が重なって、
大幅な予算オーバーを招いてしまうというわけです。

yen-bills-flying.png

ですから、『資金計画』をする際には、
これらの費用を出来る限り具体的に算出していただければと思います。


では続いては2つ目の理由、
『見積金額からあえて抜いている工事があるため、
正確な家の金額が把握出来ていない』


家の金額は住宅会社によってバラバラです。
その理由は使う材料や、家の建て方だったりする場合もあるですが、
価格の違いが最も明確に出るポイントが、
その金額の中に一体どこまでの工事が含まれているのか?
ということです。


なぜそのようなことになるのか?と言うと、
住宅業界では価格表示の仕方について
全く基準がないからです。


つまり、住宅会社によって価格表示の仕方がバラバラである
ということなのですが、この基準がないがゆえに、
安く見せようと思えば、安く見せることが出来るというわけです。

結果、多くの会社が最初から高い金額を伝えて、
そもそも検討の中から外されてしまうぐらいなら、
最初のうちは安く見せかけておこう、
という思考になってしまいます。


そして、その作戦に不運にも騙されてしまい、
契約した後や契約の一歩手前になって、
いきなり追加費用について、
打ち明けられることになるというわけですね。
ここまでくると引こうにも引けなくなっているため、
結局、その追加費用も呑まざるを得ません。

また、坪単価で価格を判断することも危険です。
坪単価が安い家は一見安いような気がしてしまいますが、
安いのは坪単価だけで、坪単価以外の費用が全て高くなってしまうからです。

坪単価は、家が小さくなればなるほど高くなるものであり、
逆に、家が大きくなればなるほど安くなるものなのですが、
このセオリーは全ての住宅会社に当てはまります。


そして当然のことですが、
坪単価が安い家は家の面積が大きいがゆえに、
必然的に家のコストは高くなってしまいます。

家が大きくなれば、土地もより広く必要になり、
そうなれば土地取得費用も高くなるし、
土地の固定資産税も高くなるし、
庭の工事費用も高くなります。

将来のメンテナンスコストも余分に必要になるし、
増改築費用や解体費用なども割高になってしまいます。
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このように、家の価格というのは、
ものすごく分かりにくいものです。


ですからまずは資金計画をすることによって、
家自体に掛けられる正確な予算を導き出し、
その会社がその予算の中で出来る家がどんなものなのかを聞き、
その予算の中で家を建てるようにすれば、安心ではないでしょうか。

次回、3つ目の理由についてお話します。



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