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【地震・火災に強いのは】木造と鉄骨の思考実験

2020.01.17家づくりについて

こんにちは、富山で自然素材にこだわるホンモノの家。フジ創アイノスです。

阪神淡路大震災から25年が経ちました。25年前の午前5時46分。
高架が横たわり沢山の家屋が崩壊し人が無くなる...

大都会で起きた今でも日本中の皆さんの記憶に残る大災害です。
「耐震」「防災」が非常に重要な課題になったのもこの震災がきっかけとよく言われています。

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鉄やコンクリートよりも木材は弱いというイメージがあります。
地震にしても、火災でも鉄骨造りやコンクリート造りより木造は不安ではないでしょうか。

そこで強度について、頭の中で想像した比較の実験をしてみましょう。
例えば、長さ1cmくらいの鉄と木の棒をイメージしてみてください。この日本の棒を、
たたき合わせてみたり、押しあったりするのを想像してみましょう。

現実の実験をしなくても答えは明白で、鉄の棒には傷一つできませんが、木の棒は折れてしまうでしょう。
圧倒的に、鉄の方が木よりも強いというイメージは誰もが持っています。

同じように地震の大きな力が
加わったときには、鉄骨の建物の方が強いと考えるのが普通のことです。

でも、1mの木の棒に比べて、鉄の棒には振り回すのも大変な重さがあります。
それだけ重さが違えば、比較にならないのかもしれません。

実際に地震の力というのは、建物の重さが重いほど大きくなり、軽いと弱くなります。
どんな建物に対しても地面が一気に動くので、それについてゆこうとする、慣性の力が働くのです。
ですから重たい鉄骨造りよりも、軽い木造の方が地震力は小さくなるのです。

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フジ創アイノス
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