アイノスブログ

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世界の家づくりとは

2019.11.25家づくりについて

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こんにちは、富山で自然素材にこだわるホンモノの家。フジ創アイノスです。


家は、その地域の気候や文化に根ざしそれぞれの特徴があるものです。
建築家は建物の経つべき地霊に聴いて、湧き上がっていく形をイメージしてゆきます。


でも、もっと原点に返ると、どんなにダウンロード.jpgのバリエーションがあっても、
人間が建てているのに変わりはありません。そして、石、土など使っている素材も、
似たり寄ったりです。また、屋根がなければ家にはならず、出入り口も必要です。


天空の街として名高いマチュピチュの遺跡を見ても、一戸の家に着目すると、
住んでいた当時の家の姿が想像できます。


三角に切り立った壁の頂上に、梁となる木材を架け、
母屋の上に垂れ木を置き、その上に何らかの屋根を敷いたのでしょう.
木材は朽ち果てても、残された石の壁から想像できます。


雨水を防ぎ、家の中でたかれた火の煙を排出するには、
単純なこう配屋根ほど向いている家はありません。その上、
簡単な技術でも建てることができます。


このような、小屋裏利用の家は、およそ世界中に散在しています。
欧州はもちろん開拓時代のアメリカの家も間違いなくこのデザインでした。
そして日本の民家も大差ありません。


日本の中でも、柱梁で田の字に組まれた家は、東北から沖縄まで
見られます。最初はおそらく、竪穴式住居のような円形から作られたと思われますが、
それなりの広さを確保しようとすると、どうしてもこの上に通じる架構が必要になります。


それを考えると、小屋裏二階建てのような建物は、人類の企画住宅のようなものです。
もし迷ったら、この原点となる三角屋根の家に戻ればきっと間違いないことはないでしょう。


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