クロスⅡ
2022.07.24
こんにちは、富山で自然素材にこだわって注文住宅を造っている
フジ創アイノスです。
前回の記事はビニールクロスには調湿効果が無いことを書きました。
その結果カビが生えて健康被害が起きることをお知らせしました。
今日はビニールクロスが良くない、もう一つの問題をお知らせします。
俗称ビニールクロスと言われるものは、紙に柄を印刷して表面に塩化ビニル樹脂を
塗布したものです。当然塩化ビニルは石油から生成されます。
クロスの表面を覆う塩化ビニルは柔らかくするために可塑剤というものが
使われます。可塑剤はフタル酸とアルコールが用いられます。
一部の可塑剤には環境ホルモン様作用の疑いがあり、シックハウス症候群
の原因となる懸念が示されています。環境ホルモン様作用とは燃焼されると
猛毒のホルムアルデヒトを空気中に発散させます、これもシックハウス症候群の
大きな原因となります。その結果化学物質過敏症とかの日常生活を
脅かす原因物質となりうることとなります。
なぜ住空間にそんな危険なものを使うのか?
安くて、工事が楽で、見た目が良い、あくまでメーカー目線
消費者を騙す、売らんかな目線です。
自然素材は、高い、工事が大変、彩色が限られる等の理由で
ハウスメーカーを中心に使われなくなったのが一番の原因だと考えます。
でもフジ創では20年前ある切っ掛けを得て、ビニルクロスを使わない事に
しました。それ以来、身体に害を与えない自然素材を使用することにしました。
続きはまたの機会に!毎週土日相談会を開催してます。ホームページから
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