アイノスブログ

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耐震性の高い家づくりとは

2022.02.17家づくりについて

こんにちは。富山で自然素材にこだわるホンモノの家、フジ創アイノスです。

お風呂場に置く椅子の真ん中には、なぜ穴が空いているのかご存じですか?
真ん中に穴を開けることで、上からかかる荷重をうまく分散させて、強度を増しているのです。


✔中庭って耐震的には悪いんじゃないですか?

椅子の真ん中に穴が空いていると、強くなるというより、逆にグラグラして弱くなるんじゃないかと普通は考えてしまいますよね。
それと同じように、"中庭"があるお家は耐震性が悪いんじゃないか?と、思われがちです。

しかし、このお風呂の椅子同様に、"中庭"があるお家も耐震性が悪いのかと言うと、全くそうではありません。

というのも、中庭をつくることでプライバシーを守りながら、室内にたっぷり光を採り込めるようになるので、結果的に家の外周部に大きな窓を設置する必要がなくなり、柱と壁をたくさんつくることが出来るからです。

つまり、家の外周部に柱や壁がたくさん出来ることにより、構造が安定し耐震性が高くなるというわけですね。

自身.png



✔耐震性をアップさせるための工夫

より耐震性に優れた家が、「平屋」の家です。
2階をつくれば、2階からの荷重がかかるようになり、2階部分は風の抵抗や車両通行による揺れの影響を受けやすくなるからです。

ですので、敷地にゆとりがある限り、出来るだけ1階に部屋を配置するようにします。

つまり、家の基本を"平屋"から始めていき、敷地におさまりきらなかった場合に、2階に載せていくという考え方です。
2階にたくさんの部屋をつくってしまうと、2階が重くなってしまい耐震性が悪くなっていってしまいます。

細かい仕切りが多くなり、柱や壁が増えてしまいがちな2階に対して、LDKという大きな空間をつくる1階は、柱や壁が少なくなりがちです。
そしてより多くの光を採りこむために、大きな窓をつくってしまいやすく、さらに柱や壁が減ってしまいがちです。

その点、出来るだけ1階だけで家をつくるようにすれば、耐震面を心配することなく、採光的にも防犯的にも優れた暮らしやすいお家がつくりやすくなります。

ギャラリー平屋.png


ぜひ家づくりの参考にしていただきたいと思います。


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平屋見学.png

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