家をコンパクトにするには
2021.12.10|家づくりについて
こんにちは。富山で自然素材にこだわるホンモノの家、フジ創アイノスです。
家の大きさは、単純に建築費用を左右するだけじゃなく、それに付随して様々な費用も左右します。
例えば、建物にかかる固定資産税や都市計画税はもちろん、冷暖房の消費電力も違ってきます。面積が広くなった分体積も大きくなるからです。
✔家をコンパクトにするためには?
家づくりの予算を抑えるためには、家を大きくしないことが重要です。
とはいえ、やみくもに家を小さくしたのでは、住みにくい家をつくってしまうことになるので、必要かどうかをよく考えてみないといけません。
例えば、"廊下"などは、どうでしょうか?
廊下は、部屋と部屋をつなぐための、ただ通るだけのスペースなのですが、この廊下をつくることによって、家の中には温度差が生まれやすくなります。
廊下へと続くドアは、基本ずっと閉めっぱなしになるからです。
結果、夏は涼しい部屋と暑い部屋の差が、冬は暖かい部屋と寒い部屋の差が極端に出てしまうことになります。
この廊下にも、部屋や収納と同じようにコストがかかっています。
換算すると1㎡あたり約15万円ですね。
仮に、この廊下が全体で6帖あるとしたら、その面積は10㎡となり、そこには150万円ものコストがかかっているということになるので、必要と感じなければなくしてもいい場所だと思います。
部屋の数や広さなども、廊下同様に考えてみてもいいところです。
例えば、お子さんが3人いらっしゃるとして、それぞれの子どものために、6帖ずつの広さで部屋をつくってあげるとしたら、6×3=18帖というスペースが必要になります。
しかし、子どもたちは、やがて出て行くのではないでしょうか?
つまり、ずっとその部屋を使い続けるわけじゃないということです。
この子ども部屋にも、廊下同様にコストがかかっています。
18帖という広さには、約450万円コストがかかっています。
もし、この広さを縮めることが出来るとしたら建築コストを抑えることが出来るようになります。
そして、その浮いたお金を、違うことに使えるようになります。
子どもたちと遊びに行く費用や、子どもたちの教育資金といった費用にです。
これらは、ほんの一部ですが、少しずつでも、無駄かもしれない部分をカットすることが出来れば、家をコンパクトにすることが出来、余分なコストを抑えることが出来るようになります。
そして、その浮いたお金を、暮らしをより豊かにするために使えるようになります。
あなたのこれからのためにも、そして未来ある子どもたちを育てていくためにも、より現実的に、合理的に家づくりを考えていただければと思います。
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フジ創アイノス
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