アイノスブログ

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家の価格を抑えるために

2021.11.19家づくりについて

こんにちは。富山で自然素材にこだわるホンモノの家、フジ創アイノスです。

家の価格を抑えるためには、出来るだけ家をコンパクトにすることが重要なポイントとなります。
とはいえいざマイホームを建てるとなると、たくさんの希望が出てきて、家をコンパクトにすることは想像以上に難しいことです。

そこで、家の面積を左右する部屋の広さについて1つ1つ考えてみます。

▼子供部屋

子供部屋は2階につくることが当たり前となっていますが、それと同時に子供部屋の広さを6帖でつくることも当たり前のようになっています。

しかし、子供部屋は本当に6帖必要なのでしょうか。
6帖の部屋は、3.51m×2.6mが実際使える広さなのですが、例えばこの中に幅90cmのシングルベッドと幅90cmの学習机を置いたとしても、まだ1.5帖〜2帖ほどの余白が出来ます。

もちろん、少しでも広く、ゆとりがある方がいいというお気持ちはよく分かります。
しかし、もし1.5帖部屋の広さが違うだけで、家の価格が45万円違ってくるとしたらいかがでしょうか。
2帖部屋違えば60万円。

多くの場合子供たちはいずれ家を出て行くということも考慮しつつ、子供部屋の広さを決めるようにしていただければと思います。

子供部屋.png

▼寝室

寝室に関して、展示場のような8帖や10帖もの広さが本当に必要なのでしょうか。

例えば、6帖の部屋にはダブルベッドを2つ並べておくことが出来ます。
6帖の広さが3.51m×2.6mなのに対し、ダブルベッドを2つ並べた時の寸法は2.8m×2mだからです。

ですので、寝室も無駄に広くつくる必要はないんですよね。
ただ寝るだけの部屋だし、荷物はウォークインクローゼットに全て片付けるでしょうし、親世代のように婚礼タンスを置くことも、ドレッサーを置くこともないしテレビを置くにしても、今は壁掛けが一般的ですからね。

▼床面積を増やすと?

床面積が増えれば、その分家の価格も高くなってしまいます。
同時に、余ったスペースになにかを置こうとしてしまうため、逆に家が散らかりやすくなり、片付けがしにくい家になってしまいます。
置くものを買うお金がかかるわけですしね。
例えば子供部屋であれば、余ったスペースがあれば、そこにソファーやテーブルなどを置きたくなるかもしれません。

また、リビングダイニングの場合、余白が出来るのはダイニングテーブルとソファーとの間です。
ここに余白が出来ると、子供たちがランドセルや勉強道具や習い事道具などを置くようになってしまいます。

このように、広くつくってしまうとコストがアップするだけじゃなく、掃除や片付けの手間がかかる家になってしまいます。

ですから子供部屋や寝室、リビングダイニングも、無駄に広げる必要はないということなんですよね。

コンパクトな家でも、収納を使いやすい場所につくるとか、子供部屋を使いやすい場所につくるといった間取りの工夫をすれば、快適に暮らすことができます。

間取り.png

いかがですか?
固定概念にとらわれず、合理的に家づくりをすることが出来れば、いつまでも暮らしやすい家を最小限のコストで手に入れることができます。

家づくりの参考にしてくださいね。


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