居住空間とブラックホール
2019.10.24|家づくりについて
こんにちは、富山で自然素材にこだわるホンモノの家。フジ創アイノスです。
地球全体を一つのレンズに見立てて、
ついにブラックホールの姿の撮影に成功しました。
その映像を、興味深く見た人も多いと思います。
光さえも吸い込まれる無限の穴の姿は、相対性理論発表のあと、
実在が照明されてからちょうど100年目に撮影出来ました
ところで運よく、その穴が地球の方にむいてくれたなと思いませんでしたか?
でもそれって、まだまだ地上の感覚で考えているのですよね。
考えてみると、光も飲み込まれるような穴ですから、どの方角から見ても
同じように穴に見えるはずです。例えば私たちがサッカーボールをみると
どの方角から見ても円に見え、真ん中が凸になった球場に見えます。
ブラックホールはこの正反対で、どの方角からみても真ん中がへこんだものです。
普段の感覚とはかけ離れていて、それをおもうとすごいものが撮影されたのだと
なおさら関心します。
また、穴の周りに撮影された光も、単純な構成や星雲の光とは違います。
ブラックホールの引力で曲げられた後に、今の地球まで届いた光で、
宇宙のあらゆるところからの光が混じったものです。その中には、
我が太陽の光や銀河の光が、混じっている可能性も否定できません。
それをかんがえると、まるで5500万年前の宇宙の姿をとった写真の様にも思えてきます。
だからこそ、ブラックホールの研究は宇宙の歴史を紐解くのに大きく役立つでしょう
これに比べれば、家は本当に些細なものです。サッカーボールを眺めるのと同じ感覚で、
高さと幅と奥行きを測って、居住空間を埋めている生活に、ブラックホールにかかわりがあるとは到底思えません。
でも、その空間に住む人の頭の中には、間違いなく遠いかなたのブラックホールをイメージするだけの能力を持っています。
インテリアの一部に、遠い宇宙への想いを折りこむのも良いかもしれません。
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