アイノスブログ

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土地代を抑えるための知識

2021.08.30家づくりについて

こんにちは。富山で自然素材にこだわるホンモノの家、フジ創アイノスです。

土地探しを始めるとき、土地に求める条件はなんでしょうか?

子供が通う学校区であること
利便性が高い場所であること
庭がつくれるぐらいの広々した土地であること
車がとめやすい広々した道路に沿っていること
日当たりが良さそうな土地であること

などなど、様々な条件をそれぞれの方がお持ちです。

もちろん土地探しはそれぞれの価値観に沿ってするものですが、土地取得予算を抑えるために知っておいていただきたい知識について、お話しします。

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▼日当たりが良さそうな土地=いい家が建つわけではない

例えば、この図のように6区画分譲された土地があるとします。
A〜Cが南側道路の土地で、D〜Fが北側道路の土地ということになりますが、あなたならどの土地を選ばれますか?

おそらく多くの方が、日当たりの良さそうなA〜Cを選択されると思います。
ですがはたしてこのA〜Cの土地は、期待通りの日当たりが良い明るい家が出来上がるでしょうか。

日当たりが良さそうな土地に建つ家が抱える問題点

日当たりが良さそうな土地を購入し、その土地で間取りを考える場合、南に部屋を配置するでしょうし、部屋の南面に大きな窓をつくると思います。
せっかく日当たりが良い土地を買ったわけですからね。

しかし単純に大きな窓を南に設置してしまうと、家の中は外から丸見えになってしまいます。
そして丸見えを隠すため、全ての窓にカーテンを設置せざるを得なくなってしまいます。

となると、家の中は明るいでしょうか。
窓が離れた場所まで光が届くのでしょうか。
曇りや雨の日はどうでしょうか。

おそらく薄暗くなってしまうため、朝から電気をつけなくてはいけなくなってしまうのではないでしょうか。

また、カーテンは光を遮断してしまうだけじゃなく、風通しを阻んでしまいます。

カーテンが開けられないということは、窓も開けられないでしょうし、カーテンをしたまま窓を開けたとしたら、風でカーテンがヒラヒラ舞ってしまいます。

さらに、こういった家は、防犯面においても不安を抱えることになります。
窓を見ただけで家の間取りが分かってしまうし、ライトをつける夜になれば、どこに誰が居るのか分かってしまうからです。

そして日当たりが良いベランダに洗濯物を干した場合、洗濯物が丸見えになってしまいます。

外構費用も高くつく

家の中が外から丸見えになれば、カーテンに加えて、塀や庭木や目隠しなどをつくる必要があります。
結果、外構工事に200万円〜300万円もの莫大なコストがかかることになります。

土地の価格も一番高い

さらに日当たりが良い土地は、誰もが欲しがる土地であるため、値段設定も最も高くされています。
おそらくA〜Cの土地と、D〜Fの土地では、坪単価で2〜3万円は違うため、仮に50坪だとしたら総額で100〜150万円も値段が違ってくることになるんですよね。

同じ環境と利便性であるにもかかわらずです。

その上、みんなが欲しがる土地は、不動産屋さんも値引き交渉に一切応じてくれないでしょう。
次から次にその土地を買いたいという方が現れるからです。

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いかがですか?

このように日当たりが良さそうな土地は、土地代も庭代も高くなってしまい、住み心地の良い家づくりが大変というわけなんです。
次回は、なぜ日当たりの悪そうなD〜Fの土地の方がA〜Cの土地よりもいいのか、についてお伝えしたいと思います。





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