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西向きの土地のメリットとデメリット

2021.08.09家づくりについて

こんにちは。富山で自然素材にこだわるホンモノの家、フジ創アイノスです。

前回、東向きの土地について、メリットとデメリットを踏まえながらお伝えさせていただきました。
引き続き今回は、西向きの土地についてお伝えしていきたいと思います。

日当たり.png

まず、西向きの土地のメリットと考えられていることが、『居住スペースを全て南に配置出来る』ということです。
東向きの土地と同じですね。

しかし、東向きの土地同様に、全ての部屋を南に配置した場合、2階はまだしも1階の南の窓から見える景色は、南に建っている家の裏側となります。

つまり、給湯器やエアコンの室外機置き場、ゴミ置き場となっているであろう景色を眺めて過ごすことになるというわけですね。

あるいは、それを避けるために、常時カーテンを閉めておくか、余分なコストをかけ目隠しや植栽などをつくることで、その景色を防がざるを得なくなってしまいます。

室外機.png

また、西向きの土地は、午後からの日当たりが良さそうに思いますが、西面に大きな窓をつくってしまうと、厳しい西日をずっと浴び続けることになります。

となると、夏場は家の中が暑くなりやすく、光熱費がかさんでしまうことになります。
また 厳しい紫外線を浴び続けることによって、床材や家具やカーテンなども焼けてしまいます。

そして、それを防ぐために、結局ずっとカーテンを閉めっぱなしにせざるを得なくなってしまいます。
東向きの土地と同じように、周りの人の目も気になりますね。

結果、家の中が薄暗くなり、日中ずっと照明が必要な家になってしまうというわけです。

さらに、西向きの土地は東向き土地同様に、隣家が近くに建っているにもかかわらず、一番南にリビングを配置しようとすれば、光がほとんど入ってこなくなってしまいます。

結果、西からの光も南からの光も充分に採り込むことが出来ない家になってしまうというわけです。
東に家が建っている場合、午前中も光が採りにくいわけですしね。

暗い.png

次回「西向きの土地で住みやすい家を建てるには」をお話しします。


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