アイノスブログ

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日当たりの良し悪し

2021.06.17家づくりについて

こんにちは。富山で自然素材にこだわるホンモノの家、フジ創アイノスです。

日当たりに難がありそうな土地に家を建てる場合、南に建つ家の日かげになる場所を避けて家を建てるのが一般的な考え方です。

しかし、そうすることによって、

✔︎外構工事に高額な予算が必要となってしまう
✔︎日かげを避け、日なたに建てたにもかかわらず、なぜか薄暗く電気が日中ずっと必要な家になってしまう
✔︎生活感漂う家になりやすい
✔︎洗濯・片付けといった家事に余分な手間がかかりやすい

といったことが、起こりやすくなります。
計画中にはなかなか気付くことができません。

光2.png

そうならないために、間取りのつくり方の基本を知っておく必要があります。

まず考えていただきたいことが、全ての部屋を日当たりが良い場所につくるべきなのか、ということです。

例えば、玄関、お風呂、トイレ、収納のすべてを日当たりがいい場所につくる必要があるでしょうか?
もちろん、そんな必要ないですよね。

では、寝室や、子ども部屋も、日当たりが良い場所でなければいけないでしょうか?
文字通り、寝室はただ寝るだけの部屋です。
つまり、夜中から夜が明けるまで使用する部屋なので、そこに日当たりは必ずしも必要ではありませんよね。
夜勤がある人にとってはなおさらです。

では、子ども部屋はどうでしょうか。
もちろん、子供たちが部屋をフル活用している時は、日当たりが良い場所に配置してあげたいと思うかもしれません。

しかし、直射日光が一日中入ってくる部屋は過ごしやすいでしょうか。

そして、やがて子供たちが出て行った後、その部屋を収納として使いたいと思った時、サンサンと日差しが射し込むその部屋は収納としての機能を果たしやすいでしょうか。

日光2.png

なにもこれらの場所は、全て暗くても構わないという話ではありません。
これらの部屋も、明るい場所にしなければいけないのですが、そのために直射日光を採り込む必要がないということです。

つまり、これらの部屋を明るくすることさえ出来れば、南に建つ家の日かげになってしまう場所に配置しても、なんら問題ないというわけですね。

次回「敷地を有効活用した家づくりのメリット」をお伝えします。

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