アイノスブログ

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平屋の良いところと悪いところ②

2021.06.15家づくりについて

こんにちは。富山で自然素材にこだわるホンモノの家、フジ創アイノスです。

まず平屋は高いという認識ですが、これに対する解決策は、自分にとって不要だと思うところや無駄だと思うところを削ることによって余分なコストをカットすることです。

つまり、必要なところはしっかりと残しながら、家をコンパクトにするということですね。

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例えば2階建ての場合、1階に余分に和室をつくろうとしますが、全ての部屋が1階にある平屋の場合、わざわざ余分に和室を作る必要はありません。
常時使っていない子ども部屋を和室代わりに使えばいいからです。

また2階建ての場合、どうしても2階にたくさん廊下が出来てしまうのですが、平屋にすれば、この廊下をカットしやすくなります。

部屋の広さに関しても、コスト面も考慮して広さを検討することが大切です。
子ども部屋にせよ、寝室にせよ、ほとんど寝るだけの部屋ですしね。
だとしたら、そんなに広くつくる必要ありませんよね。

これらを積み重ねた結果、住み心地や使い勝手に一切支障をきたすことなく、2階建てと同じくらいか、あるいはより安い価格で平屋を建てることが出来ます。

さらに、家がコンパクトになれば、これに連動して土地も小さく出来ます。
家がコンパクトになれば、50〜55坪ぐらいの土地でも平屋を建てることが出来ますからね。

つまり、一般的な分譲地でも、充分平屋を建てることが出来るというわけです。

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しかし、土地が小さくなった場合、より懸念されることが、"家が暗くなるんじゃないか"という点ですよね。

この答えに関しては、"日当たりが良い土地を買う"という結論に安易に至ってしまいがちですが、実は、それは正しい答えではありません。日当たりが良い方向に大きな窓をつくれば、家の中が丸見えになってしまうため、カーテンによって、視線とともに光まで閉ざしてしまうからです。

この正しい答えは、土地に合わせて設計することです。
つまり、先ほどの土地の場合だと、丸見えにならないようにしつつ、光を確保するためにはどうすればいいかを考えるべきだということですね。

しかし、これが出来れば、土地の良し悪しに関わらず、どんな土地でも明るく開放的な家を建てることが出来るし、たとえ周囲が家に囲まれた分譲地だとしても、明るく開放的な平屋を建てることが出来ます。

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ということで、世間一般で言われている平屋の懸念点は、ほぼ全て設計によって解決可能であるということをご理解いただいた上で、
今後の家づくりを進めていっていただければと思います。



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