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ドアと窓のコストをカットする方法②

2021.02.03家づくりについて

こんにちは。富山で自然素材にこだわるホンモノの家、フジ創アイノスです。

ドアの数を減らすための2つの方法

その1:廊下をなくす

廊下は、部屋と部屋とをつなぐためにあるのですが、部屋と部屋をダイレクトでつなぐことが出来れば、必然的に廊下はいらなくなります。
廊下がなくなれば、廊下分の面積をカット出来るだけじゃなく、同時にドアの本数も減らすことが出来ます。
部屋と部屋がダイレクトにつながった結果、別の部屋に行くために一度廊下に出なくてよくなるからです。

また、使い勝手をより良くするために通り抜け動線をつくることがありますが、この動線もドアの本数を増やす原因になります。
1つの部屋に2方向から入れるようにするからです。
かつ、そのドアとドアとをつなぐ動線上は、常に通れるようにしないといけないため、必然的に荷物が置けなくなってしまいます。

つまり通り抜け動線は、イコール廊下をたくさんつくってしまうということなのですが、その結果荷物が置ける場所が減ってしまい、床面積のわりに収納力がない空間となってしまいます。

シンプルノート中.png

その2:収納をまとめてつくる

収納をまとめてつくれば、必然的にドアの本数が少なくなります。

収納で大切なことは「管理しやすいこと」なのですが、小さな収納をあちこちにつくってしまうと、どこに何を置いたのかが分からなくなってしまいやすくなります。
複雑になればなるほど、頭の中に記憶しておけなくなるからです。

また、小さな収納の多くが奥行きが深い収納だと思いますが、奥行きが深い収納は、手前の余ったスペースにモノが置けないため、広さの割にたいして収納出来ません。

あるいは、手前のスペースにまで無理矢理つめこんでしまうと、奥に置いてあるものが分からなくなるし、奥のものを取り出すのが面倒くさくなり、さらにものが増える原因となってしまいます。そして、余計管理しにくくなってしまいます。

ですので、収納は出来るだけまとめてつくることをオススメさせていただいています。
その結果、必然的に収納のドアが減るというわけですね。

窓を減らす鍵は「カーテン」をなくすこと

窓の数を減らすためには、光が採り込めて、かつ風を通すことが出来る窓だけをつくるようにしないといけません。

そして、この2つの実現のためには、カーテンがいらない窓をつくらないといけません。
カーテンをつければ光が遮られるし、カーテンが開けられなければ風が通らないからです。
カーテンありきの窓ばかりつくってしまった場合、窓の数をより増やさないと家の中が暗くなってしまいます。
となると、窓の数とともにカーテンの数まで増えてしまうため、さらに家のコストが上がっていってしまいます。
ですので、周囲からの視線を感じにくい間取りづくりが出来るかどうかが大きな鍵になります。

シンプルノート中庭.png

ということで、生活の質を一切落とすことなく、最小限のコストで最高に住みやすい家をつくるためにも、その秘訣の一つである"ドアと窓を合理的にカットする方法"を、ぜひ覚えておいてくださいね。

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