アイノスブログ

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断熱力とエコ住宅

2021.01.15家づくりについて

こんにちは。富山で自然素材にこだわるホンモノの家、フジ創アイノスです。

家の温度を暖かく保つことが、健康を保つために大切です。
それにはまず家の断熱力を上げること。

日本の「エコ住宅」はそもそも間違っています。

穴の開いたバケツの水、穴からはどんどん水が漏れだしています。この水の量を一定に保つには、当然穴を塞がなくてはいけません。
部屋の温度を一定に保つには、まず家の断熱力を上げて、気温の低下・上昇を止めなければいけません。
つまりバケツの穴を塞ぐ、または小さくすることが第一です。

しかし、日本の住宅業界は、水を入れる量=太陽光や創エネ機械の導入ばかりを増やしています。
これでは穴から熱が出ていく一方。エネルギーがどれほどあっても足りません。

Aerotermia-aire-acondicionado.jpg

断熱力を上げれば、家の温度は電気代をかけなくても暖かく・涼しく保つことができるのに、なぜ日本の住宅業界ではエネルギーを消費する機械に頼る傾向にあるのか。
その理由は、日本が世界有数の家電大国だということです。
大手電機メーカーがまず電気エネルギーを使う省エネ対策を提案、国も大手電機メーカーを優遇しがちであったために、住まいの断熱力を上げることはこれまで注目を浴びることはなかったのです。

優先すべきは断熱

住宅の省エネには3つあります。
①冬の寒さ、夏の暑さをしのぐ「断熱」
②電気代を抑えるエアコンなどの「高効率機器」
③電気を創る太陽光発電などの「創エネ」

エネルギーを創り出し、機械に頼るのではなく、断熱性を上げ、消費電力を抑えることで省エネにつなげていくことが本当の「エコ住宅」ではないでしょうか。

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