家の窓の役割
2021.01.04|家づくりについて
こんにちは。富山で自然素材にこだわるホンモノの家、フジ創アイノスです。
窓は、外からの"光"と"風"を室内に採り込むために存在します。
この2つの機能をしっかり果たしてもらうためには、窓のつくり方を熟考する必要があります。
というのも、ただ単に窓をたくさんつくっただけでその機能がうまく果たせるわけではなく、むしろその機能を殺してしまっているお家がたくさんあります。
窓を多くつくればつくるほど、無駄に建築コストがかさんでしまうだけだからです。
例えば、大きな窓をつくったとしても、家の中が外から丸見えになってしまうとしたら、そこにはカーテンを付けざるを得なくなってしまいますよね。
となると、カーテンが光を防いでしまうことになります。
また、その窓に防犯的に不安を感じてしまうとしたら、そこにはシャッターを付けたくなってしまうし、窓の向こうに障害物がなく風の当たりが厳しそうだったり、風によって物体が飛んできそうだったり、直射日光の厳しい日差しがたくさん入ってきそうだとしたら、そこにはシャッターを付けたくなってしまいます。
そして、そのシャッターをずっと閉めたままにしてしまったとしたら?
そこは壁があるのと同じなので、そもそもそこに窓をつくった意味がなくなってしまうということですよね。
ですので、間取りを考える時には、窓の機能を殺してしまうカーテンやシャッターを付けなくていいような窓の配置を考えなくてはいけません。
また、位置だけじゃなく、形やサイズ、そして使用するガラスのことまで、よく考えて設置していくようにします。
このように窓を考えていくと、窓の本数を必要最小限に抑えることが出来ます。
そして、その結果、窓にかかる建築コストを最小限に抑えることが出来るようになります。
また、カーテンがいらないように設計出来れば、カーテン費用もいらなくなるので、さらに建築コストを抑えることが出来るようになるんですよね。
次回、使えない窓を省くことよる数々のメリットをお伝えします。
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フジ創アイノス
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