これからの家づくりで心がけておくべきこと②
2020.12.21|家づくりについて
こんにちは。富山で自然素材にこだわるホンモノの家、フジ創アイノスです。
前回の続きで、家にお金をかけ過ぎてしまう理由についてお話します。
理由その1:みんながそうしているから
家を建てようと思うと、誰もが住宅展示場や完成見学会に行くと思います。
そこで目にするのが、同じような間取りのお家です。そして同じような広さのお部屋です。
1階には広いリビングの他に和室があって・・
2階には寝室と人数分の子ども部屋があって・・
各部屋に、それぞれ収納がある上に、
大容量のウォークインクローゼットや納戸もあって・・
ご主人専用の書斎があって・・
奥さん専用の家事室があって・・
自分たち用の玄関の他に来客用の玄関があって・・
といったお家です。
これらの要素が実現されているお家を見続けていった結果、夢と理想が膨らみ、多少経済的な負担を背負ってでも、当たり前のように自分たちの家にも、これらの要素を求めるようになります。
理由その2:家を坪数で判断してしまうから
家が大きくなってしまう2つ目の理由が、「家はこれくらいあるものだ」という固定概念です。
「最低でも30坪はあるものだ、出来れば40坪ぐらいは欲しい」
このようにお考えの方が、数多くいらっしゃるのではないでしょうか。
こうなってしまう一番の理由は、"みんながそうしているから"だと思いますが、それだけの大きさが暮らし的にも予算的にも必要なものなのかどうか、そんなに深く考えずに決めてしまっているのではないでしょうか。
理由その3:虚栄心から
3つ目の理由として、"小さな家を建てることが恥ずかしい"ということも少なからずあるのではないかと思います。
みんなより小さな家になってしまうことに対して、劣等感を抱いてしまうとか、カッコ悪いことだと思ってしまうということですね。
また、家だけに限らず土地に関しても、出来るだけ広く買いたいと誰もが思うのではないでしょうか。
そして、冷静に自分自身の予算と照らし合わせが出来なくなり、適正な予算を遥かにオーバーした買い物をしてしまう・・・というわけです。
家づくりは、あなた自身にとっての適正な予算の範囲内で行うべきです。
まずは、あなたにとっての適正な資金計画を、今だけじゃなくもっと先のことまで見据えた上で行い、土地や家に一体いくらかけられるのかを知っていただき、その範囲内で出来る家づくりをしてください。
そして、家を考える時、決して家の面積にはこだわらないようにしてください。
たとえ周りのみんなよりも面積の小さな家になったとしても、設計次第でより暮らしやすくより開放的な家にすることも出来れば、よりオシャレでより高級感溢れる家にすることも出来ます。
ということで、"家はこういうものである"という固定概念に縛られて、家を負担にしてしまうことのないよう、充分注意して家づくりを行っていただければと思います!
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フジ創アイノス
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