アイノスブログ

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住宅ローンの現実②

2020.12.04家づくりについて

こんにちは。富山で自然素材にこだわるホンモノの家、フジ創アイノスです。

住宅ローンに対する認識を厳しく持つ

家を建てるとなると、誰しもが住宅ローンを利用すると思います。
ですが、認識しておかないといけないことは、住宅ローンという借金は、ものすごく多額の利息を支払うことになるローンだということです。

住宅ローンは、期間が長い分、雪だるま式にどんどん利息が積み重なっていってしまうからです。

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貯蓄がたくさんあるとか、親御さんからの資金援助や土地提供があり、住宅ローン借入れを少なく出来る方なら、支払い年数を短く出来るため、利息の支払いも比較的少なくて済むし、選べる住宅ローンのバリエーションも増えるのですが、
そうじゃないのだとしたら、つまり自己資金も少なく、土地から購入しなければいけないのだとしたら、そもそも家づくりにかける費用を現実的に考えていく必要があります。

たとえ、あなたの支払い能力以上の住宅ローン融資を受けることが出来るとしてもです。

とりわけ注意が必要なのは、夫婦共働きの場合です。
2人の収入を合算すれば、いくらでも借入れすることが出来ますからね。

銀行側から見ると、住宅ローンはとても手堅い貸し付けです。
家という大切な資産を守るために、何にも優先して支払いしてくれる借金だからです。
その他の費用を削ってでも、優先して支払ってくれる借金だからです。

ですので、銀行は可能な限り希望に近い金額を融資してくれようとします。
また、お付き合いがある住宅会社からの紹介ともなれば、多少厳しい条件だったとしても、なんとか融通してくれようとするものだったりします。

これが住宅ローンの現実です。

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35年という長期間に分割すれば、多少借入れが増えたとしても、 それぐらいならなんとかなると思ってしまい、妥協して後悔するぐらいなら、と、後のコトは深く考えず、気持ちが大きくなってしまうものです。

そしていとも簡単に、自分たちのキャパを超える住宅ローンを組んでしまいます。
そして、少しでも目先の返済を少なくしようと、選ぶべきじゃない住宅ローンを選んでしまったりします。

ご夫婦2人が、なんの支障もなく働き続けることが出来るうちは、この予算オーバーもそれほど大きな問題にはならないかもしれません。

しかし、なんらかの事情が起こり、仮にどちらかが働けない状況になってしまったとしたらどうでしょうか。

あるいは、なんとか暮らしていけたとしても、暮らしていくだけで精一杯で、全く貯蓄していくことが出来ないとしたら?

豊かな暮らしを続けていくことが出来なくなってしまいます。

ですから、家づくりでは、先のことも考えた上で資金計画を行った上で、自分たちに合ったローンを選び、その予算の中で、自分たちが出来る家づくりを行っていただければと思います。


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