コンパクトな家づくりのポイント
2020.12.02|家づくりについて
こんにちは。富山で自然素材にこだわるホンモノの家、フジ創アイノスです。
家の価格は、面積に最も左右されます。
面積が大きくなれば、家の価格は高くなるし、面積が小さくなれば、家の価格は安くなるということですね。
家の品質や性能を損なうことなく家の価格を最小限に抑えるためには、家をコンパクトにする必要があります。
とはいえ、ただ単にコンパクトにしただけでは、使いにくく住みにくい家になってしまう可能性があるので、
カットしていいところとしてはいけないところの見極めが大切です。
今回は、家の予算圧縮するために、カットして良さそうなところについて考えてみたいと思います。
・廊下って必要?
「絶対に廊下が欲しい!」と思っている方は、あまりいないのではないでしょうか?
でも、気がついたら出来てしまっているのが廊下です。
2階建ての家の場合は、なおのことです。
2階につくった各々の部屋やトイレ、収納などへと続く通路が必要になるからです。
もちろん、この廊下にも、部屋や収納と同じようにコストがかかっているので、
ただ単に通るだけの廊下をカットすることが出来れば、その分、家にコストは安くなります。
廊下がなくなることによって、家の中に出来る温度差も緩和することが出来るので、快適性もよりアップします。
・和室って必要?
来客用やもしもの時に備えて、1階に和室をつくるのが家づくりの1つの常識となっています。
しかし、たまにしか使わないことのために、本当にもう1室余分に部屋をつくる必要があるのでしょうか?
わざわざ200万円も余分にコストをかけてまで、です。
とはいえ、1階がリビングだけになってしまうと、片付けがしにくい家になってしまうし、
ずっと使い勝手が悪い家になるでしょうし、将来、増築という無駄な出費を招く恐れがあります。
ですので、和室をなくすためには、1階をより充実させる間取りづくりを意識していただく必要があります。
・部屋の広さってそれだけ必要?
住宅展示場を見に行くと、寝室が10帖ありませんでしたか?
そして、パッと見た瞬間「うわー!こんなゆったりとした寝室憧れるなー!!」と思いませんでしたか?
でも、実際のところ、寝室ってこんなに広く必要なんでしょうか?
というのも、ほとんどの時間をリビングで過ごすからです。
つまり、寝室はただ寝るだけの部屋だからです。
それに加えて、現在は化粧台やタンスを嫁入り道具として持ち込むこともなければ、
テレビも薄型になり場所をとらなくなっているので、なおのこと部屋を広くとる必要がありません。
子ども部屋も然りです。
というのも、子供たちはやがて家を出ていくからです。
ですので子ども部屋は、子どもたちの部屋としてだけ考えるのではなく、
その後の用途のことも考えてつくるようにすべきだし、無駄に広くつくる必要もないんですよね。
いかがですか?
こういった1つ1つの積み重ねが、家のコストを圧縮する上で非常に大切な要素となってきます。
結果、家だけに限らず、光熱費や固定資産税も安くなるし、土地の面積もカット出来るようになり、
土地代や土地の固定資産税も安くなります。
ということで、建てた後の暮らしによりゆとりが持てるように、
家をコンパクトにすることについて、真剣に考えてみていただければと思います。
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フジ創アイノス
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