アイノスブログ

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敷地を無駄に余らせてしまわないために

2021.04.26家づくりについて

こんにちは。富山で自然素材にこだわるホンモノの家、フジ創アイノスです。

「建ぺい率」とは、その土地の上にどれくらいの大きさまで1階をつくっていいのかを示す基準なのです。
例えば、土地の広さが40坪で建ぺい率が60%の場合、その土地には、40坪×60%=24坪まで1階をつくってもいいということになります。

もちろん、それは車を何台停めるつもりなのか、庭をどのように使うのかによって違ってくるのですが、出来れば、制限いっぱいまで1階を大きくつくることをオススメします。
その方が、より家が使いやすくなるし、耐震性や耐久性も高くなるし、庭の維持管理の手間も少なくて済むからです。

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しかし、多くの方が、敷地をあまり有効活用出来ていません。
それには3つの理由があります。

その1:家は「日なた」に建てるという当たり前

日当たりのいい家にすることが大前提なので、日影が極力出来ない土地を探すことや、日影が出来てしまう土地であれば、日影を避けて間取りを考えることが当たり前となっています。

しかし、果たして全ての部屋を日当たりを良くする必要はあるのでしょうか?
また、全ての部屋を南向きにする必要はあるのでしょうか?

この点をもっと掘り下げて考えていただくと、もっと家づくりに自由度が生まれます。
つまり、日影に配置しても構わない部屋があるとしたら、無駄に敷地を余らせるよりも、日影となる部分を利用するという選択肢が出てくるというわけです。

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その2:プライベートルームは2階という当たり前

ハウスメーカーのモデルハウスはもちろんのこと、現在建っている家のほとんどが、この原則を基に間取りをつくっています。
しかし、冷静に考えてみると、小さなお子さんは、2階につくった自分の部屋を使うでしょうか?
一体いつからその部屋で寝るでしょうか?
わざわざその部屋まで荷物を片付けに行くでしょうか?
また、子供たちはやがて家を出て行きますが、その時、その部屋を別の用途として使えるでしょうか?

そう考えてみると、敷地にゆとりがあるのに、わざわざプライベートルームを2階につくる必要はあるでしょうか。
1階につくるという選択肢があってもいいのではないでしょうか。

次回に続きます。


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