コートハウス
2022.12.16
こんにちは
富山県で自然素材にこだわった家づくりをしている
「フジ創アイノス」です。
いつもありがとうございます。
コートハウスのメリットとデメリットについて。
中庭のある家の設計ポイント。
1,コートハウス「建物や壁に囲まれた中庭のある住宅」
。コートハウスは、建物の内部に壁や塀で囲まれた中庭があるスタイル住宅。
室内空間と中庭部分を一つの住居空間として設計し、外と内の境界に関係をつくり一体感を与えます。
プライバシーの守られた住空間で、採光や通風も確保できるため、
都市部に適した住宅。
・コの字型 ・ロの字型 ・L型 ・複合型₍何か所かに分けて中庭を設ける型₎
1-1 コの字型の住宅間取り
・このような間取りの住宅の特徴は、中庭に面している部屋にたくさんの採光が入ること。
日の光を取り込んだ明るい部屋が多くなる。メリット。
※住宅の場所によっては日の光が入りにくいこともあるので、
建物の立地には注意が必要。
1-2 ロの字型の住宅間取り
・「ロ」の字の形をした中庭を持つ住宅間取り。
中庭を囲むように部屋があるので、移動する際は中庭をぐるりとする形で部屋に行くことができます。
※設ける中庭が小さいと日差しが入りにくく暗い中庭ななってしまいます。
動線にも注意が必要。
1-3 L字型の住宅間取り
・隣家から見えない場所にするのが一般的。
プライバシーが確保され、人目を気にせず、のんびりと過ごすことができます。
2,コートハウスを建てるにあたってのデメリット
2-1 建築コストが上がる。
・家全体を壁で囲む構造のため、その分外壁の面積が増えて建築コストが上がります。
2-2 メンテナンス費用がかかる。
・建築コスト同様、コートハウスはメンテナンスにも費用がかかります。
外部空間もしっかり手入れが行き届いていないと、逆に雑な感じになる可能性。
2-3 居住スペースが狭くなります。
・建物の面積が限られているため、中庭の面積を広く取れば、その分居住スペースは狭くなります。
2-4 外気の影響が生じる。
・コートハウスは窓の面積が増える分、外気の影響が生じて、夏は暑く、冬は寒いといったこともあります。
2-5 水はけがよくない。
・水の逃げ道となる排水環境などがない場合、みるみるうちに水が溜まってしまいます。
3,コートハウスのメリット
3-1 プライバシーを確保できる。
・外部からの視線をカット、自分だけの空間を作ることで、
外部に影響をうけない自由で開放的な空間を手に入れられる。
周囲を囲む外壁は防音対策にも効果を発揮しますので、外部の音が届きにくい、内部の音が漏れにくい住宅。
3-2 太陽光が入ることで明るい部屋にかわ。
・中庭から部屋に向かって太陽光がたっぷり入るため、明るい部屋を作ることができます。
3-3 部屋の風通しが良い
・中庭が風の通り道となる為風通しの良い空間になる。
家の中心に中庭を作る設計なら、部屋の隅々まで風が通り抜けるため、
どこにいても心地よい空気を味わえます。
3-4 防犯面に優れている。
・壁や塀で囲まれた空間とすることで、外部からの侵入を物理的に防ぐことができます。
3-5 周辺環境に左右されにくい
・お隣りが家を建て替えたり、空地だった場所に新しい家が建築されるなど、隣地の環境の変化にも
左右されにくい。
4,コートハウスを設計するときに押さえておくポイント。
4-1 水はけや湿気だまりを対策する。
・被害を食い止める排水設計にするのはもちろん。
排水口の掃除を定期的に行うなども工夫が必要。
4-2 無理な位置に中庭を設けない。
・室内動線をしっかり考えないと反対の部屋に行くときに遠回りになり動線が悪くなります。
4-3 コートハウス設計に強い業者を選ぶ。
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フジ創アイノス
富山県高岡市江尻846-1
TEL
0800-200-2661
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閲覧ありがとうございます。
2022.12.15