注文住宅のお役立ち情報
Column
注文住宅お役立ち情報をご紹介!
注文住宅とは、文字通り土地を購入または持っている土地に、間取りやデザイン、
仕様などを自分で自由に決めて建築することが出来る一戸建て住宅のことを意味します。
注文住宅を建てる場合は、依頼までの流れやメリットデメリット、
そして何より建築費用について把握しておくことが大切です。
本記事では、注文住宅に関する基礎知識を細かく解説していきます。
注文住宅とは
注文住宅とは、その名の通り、土地決めや間取り、仕様などを自分で自由に決めて建築することが出来る一戸住宅のことを指します。
注文住宅には、フルオーダー注文とセミオーダー注文の2つの種類があります。
フルオーダー注文は、一般的な注文住宅のイメージ通り、自分で自由に間取りなどを決めることが出来ます。強いこだわりを持って住宅を建築されたい方におすすめの注文方法です。
セミオーダー注文は、決められた枠の中である程度のカスタマイズができる注文方法となります。
時間をあまりかけたくない、コストを抑えたい、こだわりが少ないといった方はこちらの注文方法がおすすめです。
注文住宅のメリット
注文住宅におけるメリットをいくつかご紹介します。
1.自分のこだわりに合わせて間取りを決めることが出来る
注文住宅一番のメリットは、自分のこだわりや生活スタイルに合わせた間取りやデザインにすることが可能な点です。
楽器を弾くので防音室にする、和風テイストにする、ロフトを作るなど、自分や家族の趣味に合わせた家にしていくことが出来ます。
また、自由に決められるということは、自分たちにとって不要な部分をなくすことも可能です。
時間や手間はかかりますが、その分自分の満足いく家にすることができます。
2.土地を選ぶことが出来る
注文住宅と聞くと、間取りやデザインの自由度に目が行きがちですが、建築場所を自分好みの場所に選ぶことが出来るのも強みの一つです。
自分の住みやすい地域を選ぶ、通勤や通学の利便性を考えて駅近くを選ぶ、年齢層が高い・低い住宅地を選ぶ など選び方は様々です。
土地を探す場合は、注文住宅を依頼している建築業者を頼るのがおすすめです。
建築業者に土地探しを依頼することで、土地費と建築費 両方を合算して予算設定が出来るため、効率よく進めていくことが可能です。
業者によっては土地探しをしていないところもありますので、注意しましょう。
土地を紹介された場合は、周辺環境が良いか、地盤や地質が良いかなどをしっかりと確認する必要があります。
3.建材もこだわることが可能
注文住宅では、建材の種類を選択することができます。住んでいる地域によっては、建材選びもこだわる必要があります。
東北に住んでいて冬場の暖房費に悩まされている方、猛暑に悩まされている方などは、断熱材の良し悪しで自宅にいるときの快適さが大きく変わることがあります。
また、外壁材に関しても、デザインを意識するのはもちろんのこと、メンテナンス費用が少なくて済むものなどもあるためしっかりと選定する必要があります。
4.建築現場を確認することが出来る
建売住宅は、外観や内装を確認することはできますが、建築過程を確認することは基本的にはできません。
一部例外として、建築過程をデータとして残して説明をしてくれる場合もありますが、現場を直接確認することはできません。
その点、注文住宅は建築現場を自分の足で確認しに行くことが可能です。
建築が始まった場合は、業者の方に良い仕事をしてもらえるよう定期的に現場へ通うことをおすすめします。
マイホームは人生で1度しかない大きな買い物ですので、手抜き工事がないかを確認出来ることは注文住宅を依頼する上での大きなメリットと言えます。
現場確認だけではなく、建築作業をしているスタッフに質問をすることも可能ですので、後から不満が出ないように疑問点がある場合は積極的に質問することがお勧めです。
注文住宅のデメリット
注文住宅のデメリットとして初めに上げられるのが費用の高さです。
自分のこだわりが強く、要望を多くしてしまうとその分費用が掛かってしまいます。最初に想定していた予算よりもオーバーしてしまうことも注文住宅を依頼する上で十分にあり得る事態です。
支払いに関しても、土地の購入や着工費、中間金の支払いなどがある関係上、ローンを利用するなど、手間となる手続きが多くなってしまいます。
費用以外にも、住宅が完成するまでの期間が長くなるといったデメリットもあります。
フルオーダー注文の場合、要望が多くなりがちになるため、面談期間や作業時間が長くなり、完成まで1年程がかかってしまう といったことがあります。
それに比べ、建売住宅は完成されている住宅を購入することになるため、注文住宅よりもはるかに早く入居することが可能です。
費用や入居までの時間がかかっても良いのであれば注文住宅を、費用や時間を抑えたいのであれば建売住宅を選ぶのが良いでしょう。
注文住宅を
依頼するまでの流れ
注文住宅を依頼するまでの流れは、主に7つのステップに分けられます。
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STEP01
予算検討・情報収集
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まずはフジ創Ainosのショールームに起こしいただき、家造りのご要望やご予算など、具体的な話をお伺いいたします。ご要望やご予算は、当社を信頼いただき、正直にお話ししていただくほど、今後の打ち合わせがスムーズに進みます。
注文住宅を依頼する際、最も重要となるのが予算の検討です。特にフルオーダー注文の場合は要望が多くなりがちで、想定よりも費用が掛かってしまう場合があるため、しっかりと資金計画を立てましょう。
手順としては、まず全費用の把握をしてから自己資金や予算はどれくらいかを確認し、住宅ローンの借入先を検討する必要があります。
予算の決める場合、土地代と建築費用、諸費用の3つを考える必要があります。
おおよそ、土地代を含めた注文住宅の平均金額が4,455万円となっており、そのうち約30%が土地代です。
>> 参考:住宅金融支援機構「2021年度 フラット35利用者調査」
細かい内訳は下記の通りとなります。
土地購入費:3割
建築費:6割
諸費用:1割
予算の上限を決める場合、上記の各費用を把握した上で、自分でどれくらい資金を調達できるかを考えながら決めましょう。
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STEP02
土地を探す
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土地購入を検討されている場合は、不動産情報サイトを利用し、土地の相場を調べることがお勧めです。
ハウスメーカーによっては、土地探しに協力してくれるところもあります。不動産情報サイトで良い土地がない場合などに相談してみるのもおすすめです。
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STEP03
建築業者を選ぶ
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土地を探す作業と並行して、建築業者を選定していく必要があります。
建築業者はハウスメーカー、工務店、設計事務所の3つあり、それぞれメリットやデメリットがあります。
ハウスメーカー:品質は保たれているが自由度は高くない
設計事務所:デザインの自由度は高いがその分費用がかかる
工務店:自由度は高めで、安く済む場合が、あるが品質は職人の腕次第
安定した品質を求めるのであればハウスメーカー、デザインをこだわりたい場合は設計事務所、安さを求める場合は工務店とそれぞれの強みがあるため、自分に合った業者を選択するようにしましょう。
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STEP04
間取りやデザインなどの打ち合わせを行う
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間取りを決める場合は、家族のライフスタイルを考慮した上で使いやすさと快適さを意識する必要があります。
特に重要なのが、生活導線です。
キッチンや洗濯物を干す場所など、水回りの配置が問題ないか、玄関からキッチンまでの間取りがスムーズかなど、細かい部分ではありますが、初めから決めておくことをおすすめします。
間取りを適当に決めてしまうと、普段の生活をしている中で不便さが気になりストレスになってしまう、なんてこともあるかもしれません。
家族が生活しているところをイメージし、ストレスのない間取りを決めていきましょう。
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STEP05
本契約
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建築業者を決定し、金額や工期が決まった場合は業者に契約金を支払い、契約書に署名捺印をして工事請負契約(本契約)を結ぶことになります。
工事請負契約は本契約となるため、キャンセルをする場合はキャンセル料などが発生してしまいます。そのため、建築業者から出された契約書の内容に問題はないか、アフターケアはあるのか などをしっかりと確認してから契約するようにしましょう。
契約を結んだ後は、より詳細な建築プランを立てるための打合せが始まります。
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STEP06
施工
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施工の流れは、主に着工、上棟、竣工の3つに分かれています。
着工:工事に取り掛かること
上棟:基本構造が完成した後、屋根を支える棟木を取り付けること
竣工:建築作業が完了したこと
注文住宅の場合、作業現場へ訪問することが可能ですので、問題なく工事が進んでいるかを定期的に確認しにいくようにしましょう。
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STEP07
完成 入居
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住宅が完成したら、担当した建築業者と依頼者で最終チェックを行います。
住宅引き渡し後に問題点を見つけた場合、業者によっては修理費用が発生する場合がありますので、壁や床にキズや汚れはないか など、完成した住宅を自分の目でしっかりと確認するようにしましょう。
また、業者によっては完成前に引き渡しを行いたいと言ってくるケースもあります。
未完成状態で引き渡しを行ってしまうと、工事の期間を引き延ばされる、問題があった場合修理費用を持っていかれることもあります。
このことから、引き渡しは、完成後に行うようにしましょう。
建築費用の相場と
各建築費の特徴
土地代無しで注文住宅を依頼する場合の費用は全国平均で3,572万円となります(※)。
このことから、注文住宅の平均的な相場は、3,000~3,500万円程度です。
以下では、1,000~3,000万円でそれぞれどのような注文住宅を依頼することが出来るのかを解説します。
予算が1,000万円の場合
注文住宅の中ではかなり費用を抑えた価格となっているため、デザインや間取りの自由度は低くなる上、全体的なデザインもシンプルになりがちです。
外壁なども費用をかけないよう縦長になる傾向にあります。
予算を1,000万円に抑えるためのコツとしては、以下が挙げられます。
▽主な特徴
・廊下を減らす
・外壁や外構を妥協する
・窓を増やしすぎない
・水回りをまとめる
・費用を抑えられる工務店に依頼する
注意点として、安全面に関係する部分は妥協しないでください。
耐震性や断熱性など、家の寿命に関することに関しては将来を考えてしっかりと決めることが重要です。
注文住宅の中ではかなり費用を抑えた価格となっているため、デザインや間取りの自由度は低くなる上、全体的なデザインもシンプルになりがちです。
外壁なども費用をかけないよう縦長になる傾向にあります。
予算を1,000万円に抑えるためのコツとしては、以下が挙げられます。
▽主な特徴
・廊下を減らす
・外壁や外構を妥協する
・窓を増やしすぎない
・水回りをまとめる
・費用を抑えられる工務店に依頼する
注意点として、安全面に関係する部分は妥協しないでください。
耐震性や断熱性など、家の寿命に関することに関しては将来を考えてしっかりと決めることが重要です。
予算が2,000万円の場合
2,000万円台でも、ローコスト住宅に分類されることがあり、家の形も1,000万円の家と同様にシンプルになりがちです。
1,000万円の家と異なる点としては、予算配分をしっかりとすることで、窓を増やす、水回りの設備を良くするなど、一部分をグレードアップすることが可能です。
内装に力を入れたいという方は予算を2,000万円にするのが良いでしょう。
2,000万円台でも、ローコスト住宅に分類されることがあり、家の形も1,000万円の家と同様にシンプルになりがちです。
1,000万円の家と異なる点としては、予算配分をしっかりとすることで、窓を増やす、水回りの設備を良くするなど、一部分をグレードアップすることが可能です。
内装に力を入れたいという方は予算を2,000万円にするのが良いでしょう。
予算が3,000万円の場合
3,000万円程の予算がある場合は、自身の希望を多く取り入れた住宅を建築することが可能となります。
内装に力を入れたまま外壁の素材にこだわることが出来る上、費用を上手く抑えられれば床暖や太陽パネルを設置出来るなど、自由度は高めです。
他にも、住宅の耐震性能や断熱性なども材質が変わってくるため、予算2,000万円以下の住宅と比べると機能に差があります。
また、3,000万円程の予算があれば、土地の形状を最大活用した住宅を建てることも可能であるため、住宅のデザインに力を入れることも可能です。
注意点として、予算3,000万円台の住宅は比較的自由度が高い分、不必要な設備を取り入れがちです。
本当に必要な設備は何かを家族で話し合い、無駄のない形で業者に依頼するようにしましょう。
3,000万円程の予算がある場合は、自身の希望を多く取り入れた住宅を建築することが可能となります。
内装に力を入れたまま外壁の素材にこだわることが出来る上、費用を上手く抑えられれば床暖や太陽パネルを設置出来るなど、自由度は高めです。
他にも、住宅の耐震性能や断熱性なども材質が変わってくるため、予算2,000万円以下の住宅と比べると機能に差があります。
また、3,000万円程の予算があれば、土地の形状を最大活用した住宅を建てることも可能であるため、住宅のデザインに力を入れることも可能です。
注意点として、予算3,000万円台の住宅は比較的自由度が高い分、不必要な設備を取り入れがちです。
本当に必要な設備は何かを家族で話し合い、無駄のない形で業者に依頼するようにしましょう。
まとめ
注文住宅は予算によって大きく性能は変わりますが、建売住宅とは異なり、自身の希望を実現できる住宅です。
土地をどこにすべきなのか、どのようなデザインにするのかなどを自身で決められるため、楽しい買い物になることでしょう。
入居までの期間が長くなる、手続きが多いなどの面倒ごとはありますが、自身の理想となるマイホームが出来たときの感動は大きいです。
自身の希望を叶えてくれるような建築業者を探し、上手く連携して理想のマイホームを建築しましょう。
>> フジ創アイノス
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